おすすめの本なんかをまとめてみようと思うわけです。

実際に自分が学生時代に読んで、今もよかったと思っている本、最近読んでこれは学生さんにおすすめだなあという本をベースにつらつらと並べてみる。
どうなるかはわからないので、一旦書いてみる。

たぶんそこそこに長い記事になるだろうな。

 

ざっくり区分として読みやすくてタメになるもの(読書って何から読んだらいいの?って人向け)、割とバリキャリ系な自己投資系、大きなテーマに深く考えさせられる系の3部構成でやってみようと思っております。

 

それぞれの本については書きたいこともいっぱいあるので、それはまたそれでまとめたりします。

 

Outlines

◆読みやすい書籍編

 

最初に何を読めばいいかわからない、何をどこで買えばいいのか分からない、活字を読むのが得意じゃない、そんな人におすすめするのがこの辺のラインナップ。

だいたいブックオフに並んでたりします。本を一冊買うのって高くてリームー!とか言わずに、まずは100円や500円から始めてみましょうね。

 

・夢をかなえるゾウ

「たくさん笑ってちょっと泣けて、愛と成功の人生哲学」と、よく他人に紹介する書籍です。

今まで自分はなんだかつまんない、ダメな気がする、でもどうしたらいいかわかんない。そういう人におすすめ。文体も非常に易しく、あっという間に読めちゃう。

ブックオフに行けば500円くらいで手に入る。

土日が暇なら読んでみたらいいじゃない!

 

#読書メモ かっこいいとはこういうことさ、あの日夢をかなえるゾウと出会って。

詳しくはこちらでも。

 ・思考の整理学

“ひとつでは多すぎる。ひとつでは、(思考の)全てを奪ってしまう。”

“テーマは一つでは多すぎる。少なくとも二つ、ないしは三つでスタートして欲しい。”

-思考の整理学-

 

これは脳みその使い方の本。

今でもなお多くの人に読まれている本著、驚くのはこれが出版されたのは1983年。

 

コンピューターが世に普及するかしないかの時代の本ですが、そのなかですでに知識を記憶する事よりも、知恵を使う≒思考する、ことのほうに価値が寄る時代がくる、ということが説かれており、「この本が、知ること、よりも、考えることに、重点おいて」いるのもそのためだ、としている。

「いいこと」を考え付くにはどうしたらいいのか、この書籍にはいろんな脳みその使い方が載っている。

脳みそのスペックなんて、最初はみんなおんなじで、大事なのはそのトレーニングと、使いこなし方なんだよ。というのを何度でも教えてくれる良著。

 

 

◆もっと生きやすく、もっと幸せに編

・CEOから高校生への96通の手紙

 

 「大企業のCEO(最高経営責任者)になりたい」と願う米国ペンシルベニア州の高校生が、世界のCEOたちに1通の手紙を綴った。「CEOになるために必要なものは何ですか」。本人の予想に反して、米国のP&G、ジョンソン・エンド・ジョンソン、インテルなど名だたる企業のトップから、心のこもった返信が届いた。

情熱を保ち続けること、人生を楽しむこと、リーダーシップを養うことなど、その言葉は愛情と未来を担う若者への期待感に溢れている。一方で、高校生に宛てた書簡であっても、妥協なき経営哲学を伝える努力も惜しまない。伊藤忠商事の丹羽宇一郎会長は、自分に絶対の自信を持て、常に謙虚であれとエールを送る。

CEOから高校生への96通の手紙

 

なんでもない人が、なんかすごい人に、なんかすごくいいことを、すごく簡単に分かりやすく教えてもらう。という、あらすじだけ読んでもほっこりなれるような書籍。

大企業の社長というのは、みんな厳しくて怖いイメージが強いかもしれないけど、それ以上に何千、何万もの人たちに着いてきてもらえるという、とんでもない人格者だったりするわけで、そういう人たちの暖かさに触れられる、読んで元気の出る本。

起業したい高校生Boys&Girlsだけでなく、ちょっと疲れた就職活動生や、もちろん社会人にもおすすめしたい。

 

・お金はいつも正しい

 

単なる道具でしかないお金に、日本人はなぜ「恐怖」に近い感情を抱くのか。それは、多くの日本人がマネーリテラシーを学ぶ機会を持てないからだ。生命保険や住宅ローンはお金の無駄、貯めるだけの貯金は無意味、借金には良いものと悪いものがある、正しい投資の仕方……「お金=信用」をキーワードに混迷深まる現代社会を読み解く、堀江式マネー論がここに!

お金はいつも正しい

 

ホリエモンこと堀江さんの「お金観」についての本。

世の中的には「なんかよくわかんないけど、成金なオタクっぽい元犯罪者でしょ?」っていうイメージがすごいホリエモンなんだけど、実業家としての堀江さんには自分は年代的にも業界的にも彼の考え方に共感することが多い。良くも悪くも影響は受けてきた。

その一つが合理性の追求で、価値観とか判断基準とか、割り切り方については勉強になることが本当に多い。

無駄をなくす、機会を最大化する、嫌なことは遠ざけ自分がハッピーなものに近づく、それを最速でやる。そうやって成功し、夢に向かって投資と意思決定をし続ける「めっちゃ効率いい人間」のお金の使い方、稼ぎ方、そして付き合い方。

そう聞くと気になったりするんじゃないだろうか。

「老後のための貯金」って本当にいますべきなのかな?

「まったく貯金たまらない」んだけど大丈夫かな?

怖くて高い買い物ができない人、いるんじゃないでしょうか。

ちょっとでも思い当たるあなたに、一読をお勧めします。

 

 

・世界一やさしい問題解決の授業

 

物事の本質を見極め、打ち手を考え、具体的な行動に落とし込む「問題解決力」がシンプルにわかる本

世界一やさしい問題解決の授業

 

わかりやすさは正義だし、暴力的なまでの分かりやすさはもうほぼ暴力だ。

世界的なコンサルティング企業がトレーニングとして磨いた「課題解決能力」のプロセスを、なんと中学生向けにアレンジしたのがこの本。

つまるところ中学生上であれば読むことが可能。というだけあって、内容はマジで「いくらなんでもナメすぎでしょ。。。」といったテイストになってる。

けれども、随所随所に問題解決型の思考のための大事なエッセンスがあり、悔しいけれど仕事や考えごとをするときに、この書籍で言われたフレームワークを使っていたりする。

課題を見つける、MECEに洗い出す、クリティカルな施策を打つ。

といった脳みその機能が欲しければ、是非読んでみては。

 

 

・経済ってそういうことだったのか会議

 

経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集である。素人側には「だんご三兄弟」「ポリンキー」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏。

学者側には大蔵省、ハーバード大学などを経て、現在は慶応大学教授の竹中平蔵氏。対談形式という気軽さも手伝って、経済に無縁の人でも十分に読みこなせる1冊となっている。
何と言っても、聞き手は広告業界で一流の人である。短時間に大切なメッセージをいかにわかりやすく伝えるかを追求するプロフェッショナル。

そんな佐藤氏の質問は、シンプルかつコンパクトでありながら、ぐいぐいと事の真髄に迫っていく。対する竹中氏は、たとえ話を織り交ぜながら、明快に答えている。
「お金って何?」という素朴な疑問から始まる第1章「お金の正体」を読むだけで、読者は「経済」をぐっと身近に感じるだろう。

経済ってそういうことだったのか会議

わかりやすさは正義だ。これはさっきも言ったんだけど、間違いない。

一方で、経済というのはわかってた方がいい。なんだけれども、すでに本を1冊2冊読んで理解できる規模と変化を速さを越えてしまっているし、そんな経済を的確にとらえた本なんて初学者が読み切れるわけもない

そのバランス感覚で最もよかったと感じたのがこの一冊。これを読むことでかなり「経済」というものに対して理解の距離感が近まる。

とにかくわかりやすいし、いちいちやりとりが面白い。知らない間に勉強になってしまう名著。

 ◆世の中の意見、知らない世界編

 

・そこまで言うか

 

いまは極論と考えられている私たちの話も、実はもう少したつと、極論でも何でもなくなるのではないか、きっと、10年後にこの本を読み返してもらったときには、『へぇ、このころは、このくらいの話でびっくりしていたのか』と言われるのではないかと思っています。
ぜひ、3人の会話の臨場感を楽しみ、そして、4人目として参加して、この本の感想をブログに、ツイッターに、mixiに、GREEに、あるいは2ちゃんねるに、書き込んでください

そこまで言うか

mixiとかGREEて!!!

っていうのもそれはそうで、この対談が行われたのは2010年。たびたびネットでもテレビでも騒がれたり煙たがられたりしている、”優秀な”3人が社会問題や社会現象、悩み、やっかみ、その他諸々を腹を割って話した結果がこの本。

とにかく超面白い。たぶん、いま読んでみてもとても勉強になるはずだし、そのなかでいくつか語られている将来予想はすでに結果が出ているものや結果が出かけているものがある。

そして何よりこの3人の予測精度がまたすごい。

文体は基本的に口語なので読みやすく、内容はリアリティに満ちていて、意見は骨太なので、なんかすごい人生のプロテインを取るに近い感覚が得られるかと思います。

・騙され上手が生き残る

 

あなたがだまされやすいのには、意味がある

人間の特徴は「協力すること」です。他人のために働いても、他人は恩返ししてくれないかもしれません。それでも、協力する、という気持ちを、私たちの多くが共有しています。しかし、協力行動にはが裏切りがつきものです。そのため、それを防止する仕組みもあわせて進化しています。裏切り者は排除され、結果として、取り決めを信じる心情をもった「だまされやすい人々」がおもに、生き残ってきたのです。

だまされ上手が生き残る

 

進化心理学、という学問はあまりメジャーではないかもしれない。

人間の心の働きを、生物進化の仕組みに照らし理解しようとする新しい学問、とのこと。

いまもこうやって記事を読んでるあなたも書いてるわたしも、そう短くはない人生を生き残ってきたわけだし、人類史においてもセンゾが生き残ってくれたおかげで今があるわけだし、そもそも人類になる前の段階からも、死ぬかもしれない状況で「生き残って」きた。

それを生物の内面から歴史と心理学を用いてひも解こうとするのが進化心理学。

 

どうして騙されちゃうのか、どうして詰めが甘いのか、どうして忘れちゃうのか、どうしてきらいな食べ物が食べられるようにならないのか、どうして虫が怖いんだろうか、そこにはいわば生存戦略が秘められてるかもしれない。

 

明日から自分や他人に少し優しくなり、生き残る確率がちょっとアップする、そんな異色の人生攻略本なわけで、おすすめ。

 

◆不思議な気分、気持ちよく耽りたい系

・夜は短し歩けよ乙女

 

 

「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回とは?

夜は短し歩けよ乙女

 

さくっと読めてちゃんと甘酸っぱくて、そして仕掛けが面白い。

そんなこの本も、どうやらアニメ化しちゃうらしくて。結構前から定期的に読み直すほど好きだったのだけれど、個人的には夜の京都の最高な雰囲気に耽りつつ、ひとつひとつページをめくってめまぐるしく変わる展開に思いをはせる方が楽しめると思っております。

よい。

・イニシエーション・ラヴ

僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて…。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。

イニシエーション・ラブ

 

何から何まで、終わり2行のためにある小説。

本当に、そう何から何まで。

イニシエーション、つまりは「通過儀礼」。

男性はうわああああああああああああああああってなるし、女性は「うわあ・・・」ってなる。

本当にこれは、ちゃんと読んでみないとわからない。読んでからが、本当の物語のスタートなわけで、たぶん何書いても「え?」ってなるだろうから、

 

いいから読め。(圧力)

 

 

・ゼロ年代の想像力

 

・99%は仮説

 

◆スキル、フレームワーク上げたい系

 

 

◆仕事というより人生考える系

 

 

・僕らの仮説が世界を作る

 

 ・文章は接続詞で決まる

 

 ・嫌われる勇気

 

 ・Google的思考

 

 ・卑属の才能

 

・イシューからはじめよ

 

 ・武器としての交渉思考

 

・ブラックスワン 不確実性とリスクの本質

 

 ・スイッチ!

 

 ・複雑な世界、単純な法則 ネットワーク科学の最前線

 

 

・詭弁論理学

 

・銃・病原菌・鉄

 

 ・暇と退屈の倫理学

 

・下流志向

 

 ・知的複眼思考法

 

 ・感動をつくれますか?

 

 ・入門!論理学

 

 ・トレードオフ

 

 ・謎としての現代

 

・論理病をなおす!処方箋としての詭弁

 

 ・経済は感情で動く

 

 ・世界は感情で動く

 

なるべく早いタイミングで

 

①カテゴリ分け
②それぞれの簡単な書評

はやる。けれども華金だしね。
今日できなくても許してね。
なんつって。