病に臥してたらクリスマスが明けてました。

まだ年が明けてなかっただけ良いですね。どうもご無沙汰です。

完全に病み上がりなのでとりあえず復帰後に流し読みしたあれこれをまとめますね。

 

 

引きこもる20代、休日の外出回数が70代を下回る…国交省調べ

 

移動回数が減少している要因としては、高齢者の人口が増えたことに加え、若者の移動回数も減少していることが考えられる。特に20代の移動回数(休日)は1.43回と減少しており、70代の移動回数1.60回を下回った

自動車利用率(平日)は、地方都市圏で引き続き増加傾向である一方、三大都市圏では2005年をピークに減少。公共交通利用率(平日)は、三大都市圏では増加傾向である一方、地方都市圏はほぼ横ばいとなっている。

個人的に趣味でやってる「ライフスタイル定点観測」(自称)。

今回は移動(外出)に関するもの。見てみた所感としてはあんまり予想とは外れない結果だと言えます。若い人はどんどん外出しなくなっている、そして都市部においてそれは顕著であるように思う。

そうでしょうね。可処分時間の使い方を周囲の同年あるいは後輩に聞いてみると、だいたいSNSかゲームかYoutubeに落ち着くわけです。そして何より自分が病によりどうしようもない時間を過ごしていた時にいろいろやってみたんですが、SNSやゲームはともかく、Youtubeはホントにすごい。端的に言うとYoutuberは超面白い。個人的にはおるたなChannelさんと水溜りボンドさん。大学が同じで撮影風景にちょいちょい懐かしい景色が出てくるのもたまらん。っていう上方修正はおいておいても暇つぶしには最適すぎる。

Youtuberこんなに面白い事件については結構衝撃的な経験だったので、別途まとめたいと思ってる。

 

そもそも、いまは無料で楽しめるあれこれがデジタル上、おもにスマートフォンとかインターネットとかに出てきていて、それらが移動と関係ないので一番コスパのいい場所、つまりは自宅や自室やベッドのうえで消費されていく。

そういったシーンが存在する事自体には違和感が全くない。特に東京なんかは、お金をそこそこ持ってれば外に出ることは楽しいが、いかんせん、今の一般的な20代にはコスパが悪すぎるなーと思います。

持つ者と持たざる者の価値観のは、不可逆的なものだよなあと思う次第。

 

漁師が1年はいたデニム、価格2倍に… 人気の秘密は?

 

「自分らのはいたデニムが倍の値段で売れるなんて信じられんけえ。普通は新品がええじゃろ」

 

「タダではけるんじゃったら作業ズボンも買わんでええし、やってみよか」と軽い気持ちで引き受けた。 1年後、色落ち具合や生地の傷みをチェックされ、4万2千円の値がついた。自分のはいたものに高値がついてうれしかった半面、「そんな高値で誰が買うんじゃ」と心配した。ところが、間もなく買い手がついて2度驚いたという。

 

なんじゃこれ、なタイトルですが内容としてはそれが全て。

ビンテージものの衣服とか古着ファッションには大して詳しくないわけですが、これはなんとなーーーーーく理解できそうな気がしている。いわゆるダメージ加工的なやつだ。これは機械的にやってしまうより、やっぱりリアルかつユニークなものであるほうがいいらしい。

そんでもって漁師のそれとなると、普通に再現性が低く希少価値が出てきそう、また生活者や加工者としての生活の背景などがコンテンツとなり、地域の集客効果を有する。

この組み合わせを考えた人は素敵だ。

観光資源、地域資源っていうのはこういうところに転がってるんだろうな、と思う。生活者はそこにいるし、生産者は普段通り今までもこれからも生きていく。

それを上手く資源化できるかどうか。こういう取り組みって今後より一層の観光地化の進む日本において需要がありそう。

 

『Yahoo!』から見る「日本」の「異常さ」

●●の内容が何か、みたいな始まり。

 

【アメリカ】
世界のニュース:24%
自国のニュース:65%
スポーツニュース:7%
●●:3%
その他:1%

【イギリス】
世界のニュース:22%
自国のニュース:51%
スポーツニュース:15%
●●:12%
その他:0%

【日本】
世界のニュース:17%
自国のニュース:38%
スポーツニュース:9%
●●:35%
その他:1%

 

ニッポン世界と比べて意識低いヨクナイネ!みたいな記事。

上記した●●の部分には(まぁだいたい予想通り)「芸能」が入り、これをして「日本人はもっとちゃんとしたニュースとか時事問題とかを気にしたほうがいいよ」と言ってくれている。

んだけど、個人的には国民総意識高い族にしても、大して国力とか生産性とかに直結しないと思ってるし、また一方でこういう芸能ニュースが人気出ちゃうのって基礎教育との因果(相関?)なんじゃねえのとか、そもそも世界的に見て「YahooJapanって(他のY!に比べて)超上手くいってるじゃん」というので一概に騒ぎ立てるより閉口せざるを得ないと思ってたりする。

いやまあ、みんな賢いのがいいとは思うんだけど、個人的にそれによるデメリットがちゃんと解消すんのかどうかもわからん、っていう。

 

2016年にサービス終了・終了予告されたEC関連10サービスまとめ

いろいろ勝負が激しく、かつ決まりつつあるEC領域。楽天さんの世界展開っていうのは、彼らにとっても死活問題だし、一方で撤退が目立つ形になってるのは気になるところ。あとLINEMALLも、3年持たずにサービスをたたんでおるわけですね。TVCMとかもやってたけど、まぁちょっとLINEというコミュニケーションアプリからの導線に必然性を持たせきれなかった感はあったかなあ。。。というのが、難しい。メルカリさんすごい。

またCtoC領域においてもオークションからフリマスタイル、といった流れについて、「なんでそもそもヤフオクみたいなオークションスタイルが先行して流行ったんだろ」っていうのは自分の脳みその中にないので、追加で調べておきたい。(っていう個人的なメモ)

ハンドメイドもいよいよ定着してきてるんですね。スタンプだったり文章だったり、デジタル(無形)なクリエイターに対して還元したり経済化するエコシステムの構築は急ピッチで進んでおりますけど、それを振り返る形でリアルなセミプロクリエイターな方々の創造を支援できる環境になりつつあるというのは、ぼく個人としてはとてもうれしく思うわけです。

 

「信頼している情報源」は? トップはNHK 低いSNSやまとめサイト (1/2)

これもちょっと前、定点観測で見てたけど同じような結果に。調査は手軽さがよかったりアレだったりするFastaskさん。

 

激しくありがとう!「前略プロフィール」開発者独占インタビュー

 

この企画自体は、極限までシンプルにしたWebページ制作機能にしようと考えました。背景として、2002年以前は個人がホームページを作るにしても、プログラミング言語を勉強しなくてはならず、制作するにあたってのハードルが高かったんです。ですが、世間のニーズとしては高まりつつあり、その結果として、テキストサイトなども流行ったのではないでしょうか。

だから、もっと簡単に一般の人が「私のホームはこれです」と表現出来るシンプルなサービスが作れないかと考えました。そこでたどり着いたのが、自分に関する質問に応えるだけでホームページが出来上がる「前略プロフィール」でした。

 

前プロ!!懐かしさで爆発しそうなくらい、ぼく年代にはヒットする話題。

自分はユーザーというよりは閲覧者だったし、その後代理店時代には広告関係でお仕事させてもらったり、といろいろ思い入れの強いメディア。

TwitterでもないしFacebookでもない、そんなThe japaneseなSNSだったと思います。それこそ2ちゃんねると双肩を並べるインターネット黎明期の立役者だったと思う。懐かしさで一気に読んでしまった。

 

人手が足りなくなってきた頃に、当時のバンド仲間2人を誘って会社のメンバー4人になったんですね。でも、ギターは弾けるけど、誰1人プログラム知らない、という状況でして(笑)

ロックな姿に感動です。

 

『逃げ恥』は、ネットが視聴率をぐいぐい上げた初めてのドラマかもしれない

マーケターたるもの、やはり独自の思想をもとに自分だけの「逃げ恥論」はもっておきたい。(のか?)

やっぱり終わってからいろいろ分析記事が出てきておりやす。個人的にももっと深掘りたいムーブメントだったなあと思うわけです。

基本的には「ガッキーのダンスがかわいすぎる」話題の根幹(深く&速く)としてユーザーに届く形になり、それをエンディングに設置する事で巻き込み視聴を最大化していった、という設計になってるんじゃないかと思っております。

それだけでなく、いろいろ愛らしい演出があったようなので、その辺も追加で調べてみようという忘備録。

 

『逃げ恥』のヒットから考える「広告とはそもそも、心を動かすコンテンツではないか」という話

 

同じ人が逃げ恥論を広告に絡めて話したのが上記。JIAAのハンドブックとかネイティブ広告とか動画広告とか出てきちゃう。なんというか、「コンテンツが良ければ広告もいいよね」という、そんなかんじ。

コンテンツと広告の境界線なんてそのうちなくなる、なんていうのは確か10年くらい前のホリエモンさんの予言でしたが、業界的にはまさにその通りな展開になりつつあり、一方で各広告主やエージェンシー(広告代理店)がどこまで対応できているのか、っていうのはまた別議論ですよね。この辺も話すと超長くなるので今回は割愛。

 

そんなこんな、もうほとんど今年も終わりだけど、体調には気を付けて頑張りましょう。

 

なんつって。