【ニュースまとめ】東芝とAMPと日本インターネット広告の行く末とイノベーションの育て方

どうもおつかれさまです。水曜日だね。

東京は暖かくなったり風が強かったりインフルエンザが凄かったりしてるよ。

強く生きていこう。

唐突ですが気になったニュースをまとめます。意外とこういうの読まれたり要望されたりするので、気が付いたタイミングでやっていきたい。

というわけでさっそく。

東芝「債務超過」へのカウントダウン~残された時間はたった1ヵ月

東芝が一連の破たんの危機のうち2度目の危機の渦中にあった2015年11月、筆者は当時の同社の最高幹部の一人に取材をする機会に恵まれた。

そこで聞かされたのは、放漫経営に伴う経営破たんの危機に何度も直面して、再建に追われてきた東芝の知られざる歴史だった。

だが、差し迫る危機により大きな関心があった筆者は、当時の原子力事業で減損処理が後手に回っており、早期の対応が不可避ではないかと問い質した。すると、この幹部は「そんな必要はない。そんな見方は間違っている。そもそも原子力は成長産業だ」と怒りを露わにした。

30年以上にわたって企業経営を取材してきた筆者は、今そこにある危機を受け入れられない頑なさにショックを受け、「この頑迷さは会社を滅ぼしかねない」と感じざるを得なかった。

頑迷さ、という言葉は初めて知った。自戒の念も込めて、覚えておこうとおもう。
東芝に限らず、いわゆる製造において巨大になった日系企業の先行きが怪しくなってるんじゃないかとか、そういう言われ方が増えてきた。
自分が就職活動をしていたころは、まだ「手堅い企業」「将来安泰」なんて言われてきたもんだが、よくよく見てみればそいった産業は高い競合参入障壁によって守られてきた。

“強さの種類”としては先行者優位性だったりするわけだ。
これがたまに”独占的特権”みたいなものと勘違いされている節を受ける。

これらの違いは大きく、つまりは参入障壁が下がってしまったときに、競合にマーケットをとられるリスクがあるのかないのか。
あるのであれば、マーケットや技術、そしてユーザーとともに変化し続けなければならないし、なかなかの企業でないと変化には一定のリスクが毎回伴う。そしてこの煽りは組織が大きければ大きいほど強くなる。大企業のリスクだ。
この時代、何を以てして安定たるか、はこれからキャリアを考えるすべての人に改めて考えてほしいな、と思う。

ちなみに、独占的な特権というのは、あんまりクリーンな業界にはない蜃気楼のようなものだとも、個人的には思っている。
なんにせよ、大きな会社は大きな会社で結構なのだけれども、その大きさに胡坐をかいているようでは大きくコケるリスクを抱えるという時代になった。

そういうこと。

ADS ON THE WEB WILL GET BETTER WITH AMP. HERE’S HOW.

Googleの提唱する「インターネットのページを爆速で表示するプロジェクト」ことAMP。
GoogleはこのAMPの対応を各メディアに推奨してきたわけだけれど、今度は「爆速なAMPページで気持ちよく広告が表示されるアップデート」を発表した。
Googleの広告自体はAMPに対応していたが、3rdPartyのベンダー経由の広告がこれに対応するのは初じゃないかな。

選ばれたのはネイティブ広告のネットワークベンダーTripleLift 、そして配信におけるブランドセーフや配信コントロールをサービスとするCloudflare

前者は耳にしたことがあったけど、後者のセレクションは補足できていなかった。
これによりユーザビリティとメディア側の収益性がよりよくなるのだ、と仰ってますが、いちユーザーとしても楽しみなアップデートでございました。

おそらく、配信は米国からだとは思いますが、表示スピードとページコンテンツの閲覧体験の満足度が、広告効果にどのような影響をきたすのか、は期待してウォッチしたいと思います。

IAB and JIAA Announce Formation of IAB Japan

いよいよか、やっとか、という思いでいっぱい。
インターネット広告の秩序を守る両団体が日本国内で新たな体制を発表で御座います。

The Japan Interactive Advertising Association ことJIAAには1年ちょっと、実はネイティブ広告の研究評議委員として所属してた経歴があったりするわけですが、業界のオピニオンリーダーとしていろんな活動をしております。
おもに広告コンテンツまわりのルール整備であるとか、公平な広告表記への理解・注意喚起、文化の醸成などを目的に活動している団体でした。
構成は媒体、メディアレップ、代理店が中心だったりはしてますが、ちゃんといろいろ考えてたりしたと思います。

その結果がネイティブ広告のハンドブックとかですね。最近も更新されてたりする。
一度読んでみると面白いかも。

特に「最近流行のネイティブ広告とは~~」みたいな感じで社内外にドヤりたい広告代理店マンは要ちぇきです。
そんでIABはアメリカのJIAA的なポジションを担う団体ですね。(説明雑でごめんなさい)
この団体の調査や評議なんかはかなり面白く、そして国内に持ち込まれるまえの概念などが多く、国内の代理店とかでAd product考える係みたいな人たちは観てみると超いいですよ。
※自分も超お世話になった。

やっぱり、日本のインターネット広告市場って、「海外からは3年遅れ」とかって言われがちだし実際そうだと思うので、この連携は以前からも期待してたし、これからも注目ですね。

オープンイノベーションと闇イノベーション

これは超絶同意ですね。マジ名文。
社内で新規事業とかのビジネスジャッジや新規事業企画のマネジメントしてる人たちがいたら超必見。

(っていうかそういう人たちはみんなわかってるか、うむ。)
「なんでもやっていい」て言われると何にもできなくなるの法則、っていうのはある。
人間っていうのはある程度限定されないと生産性が落ちるよね、っていうのはここ最近明らかになっている領域で、いわゆる集合知がリアルだと上手く機能しない典型がこれ(オープンイノベーション)な気がする。

スタートアップ的に急成長するようなアイデアの初期は、殆どの人がその価値を理解できない狂ったアイデアです。
そんなアイデアをオープンな環境に置いてしまうと、多くの批判を受けてそのアイデアは死んでしまうことになります。
同様に、アイデアの実行や予算獲得の前に複数の承認プロセスなどがあると、途中でアイデアは潰されてしまう可能性が高くなります。

これ、まさにそう!!!

アイデアを殺す仕組みが、オープンだとあるわけで。もちろん「死なねえアイデア出せよ」っていうのはあるわけなんだけど、「効率を考えようよ効率をよ。」と一方で思う次第なわけです。

アイデアも人も、組織も成長するし強くなる。
当たり前なんだけど当たり前すぎて忘れられがちなこと。「今である必要がない」、ということは結構ある。

イチローだって最初はハイハイしてたわけです。
人間には潜在的に意見に対する攻撃性があり、それによってこの判断をミスるのがオープンであることのイノベーションのリスク。
いつだってなんだって、あっと言わせるものは一部の狂気じみた本気からうまれる。

いつか狂った大発明で世界をアッと言わせよう。

なんつって。

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