はいどうも、こんばんち。月曜日ですね。

 

それでは俗に言う朝活ですが、ニュースまとめやっていきましょう。

 

貧乏になる人の特徴

おもしろかった。要はお金持ちというのは「不運を減らし、幸運を増やすための負荷を自身にかけられる人」「報酬を後回しにしてより大きくすることを選べる人」「うっかりミスによるビジネスから距離を置ける人」、ひっくるめると「偶然を操作する努力をしている人」と心得た。

逆に貧乏に陥るのは以下のような人々だ。

 

ところが貧乏な友人たちには、それができない。

「悪い偶然」が起きる可能性を潰さずに放置してしまう。それでいて、「良い偶然」が起きる可能性を増やそうともしない。運がないから「希望の就職ができなかった」「小説の新人賞を取れなかった」と嘆く。しかし話をよく聞くと、そもそも志望先の企業を絞りすぎてごくわずかなエントリーシートしか送っていなかったり、数年に一度しか新人賞に投稿していなかったりする。施行回数があまりにも少ないから、幸運を引き当てられないのだ。

 

貧乏な友人たちが偶然を操作できないのは、おそらく、この「報酬を遅延させる能力」が低いからだ。自転車が盗まれたら嫌だけど、盗まれない工夫をするのはお金も時間もかかる。ストレスが発生する。このストレスに立ち向かうのではなく、何か他の、目の前にある楽しいことを優先してしまう。昨日まで盗まれなかったのだから、きっと明日も大丈夫だろう……と、自分に言い聞かせてしまう。

http://rootport.hateblo.jp/entry/2017/02/14/230000

 

 

基本的に、この報酬を遅延させる能力、というのも、ある意味一定の余裕のうえに成り立ち、倍々ゲームになっていくと思うので、結構資本の大小に関わらず、早い段階からこのレースに参加しておいたほうがいいのだな、と思った。学生さんたちも意識して見てはどうでしょう。

 

小学館とVOYAGE GROUP、出版コンテンツのデータベース化を支援する共同出資会社を設立

 

デジタル化が進む中、フォーマットやビジネスの多様化が進み、コンテンツの持ち方や管理方法が複雑化しています。そのため、様々なコンテンツや権利を一元的に管理し、活用できる仕組みが求められております。

このような状況をふまえ、横断的なコンテンツデータベースを構築し、多様なフォーマットやビジネスに提供可能な形でコンテンツを管理、展開する新会社C-POTを、小学館とVOYAGE GROUPにて設立いたしました。新会社では、小学館のコンテンツとその権利、コンテンツの作成ノウハウ、またVOYAGE GROUPのシステム開発力やマネタイズ、サービス企画力を活かし、運営にあたります。

C-POTでは、まずは小学館グループ内のデジタルコンテンツのデータベース化を進めておりますが、将来的には様々な出版社のデータベース化も支援し、出版業界におけるコンテンツのデータベース化を模索していきます。

 

デジタルコンテンツのマネジメントをおこなうのだとか。具体的な事業内容はまだ見えてないものの、それでもライツ周りの整備や権利保護系など、今までの広告系のプレイヤーでは入り込めなかったお金になりそうなマネタイズ手法はいくらかある。

DB構築して管理工数を削減していきましょい、みたいなもんだとスケールしないだろうから、上記の手法については体制構築して小学館のコンテンツで試験し、その後拡大していくんじゃないでしょうか。

小学館…となると、某遺伝子の会社とのあれこれはどうなったのかなあと思いつつも、それでも出版社の中ではアグレッシブにデジタル領域を攻めており、業界内のポジションとしては非常に面白いところにいるなあという印象。今後も注視していきたい。

 

Baltoサービス終了の背景

 

 

社内ニーズからつくってしまったゆえに、自分たちの組織フィット(組織規模、職種構成、決済フロー、プロジェクト規模)から抜け出られなかったことが最も大きな理由になります。

https://goodpatch.com/blog/balto-close/

 

とあるサービスに関わった、立ち上げた、なんて人は数多かれ、あんまりサービスを死なせた、つまりは終了・撤退させたという人はそこまで多くないんじゃないでしょうか。

個人的にはいくつか立ち会ってきたりはするわけだけど、まあこころが痛む。

やっぱりどんなサービスであれ、それを愛したユーザーや開発者、社内の同僚、顧客、代理店、などは少なからずいて、その人たちに「これ、もうすぐ閉じるんですよね」っていうのは大変につらい。

意外と語られないその辺をしっかり公開するっていうのは、なんていうか同業者にたいしても非常に貴重な参考資料になるし、ユーザーやクライアントに対しても透明性があっていいなあと思ったり。

でもやっぱつらいもんはつらい、お疲れ様でした。

 

SNSマーケは効果ない?6万人のデータに見た「本物の」インフルエンサー・マーケティング

出、出、出〜写真社会媒体販促施策効果意味有無分析奴〜〜〜!

って思ったら、インフルエンサーの事務所的な企業さんがお書きになったのね。

ブログ内でのPV数・アフィリエイト成果などをデータとして蓄積しているのですが、そういった数字の面で見てもユーザーを行動(=購買)まで導く影響力を持っているインスタグラマーには1つ、共通の特徴があります。それは自分の”キャッチコピー”を持っているということ。古着コーデ系、セレブファッション系、プチプラ系……形は違えども、投稿を通して自分をしっかりとブランディングしている方が、本当の意味で強い影響力を持っているんですね。

確かに実際に投稿を見ても、成果を出している方はとにかくセルフブランディングが徹底しています。こういった「私は◯◯に特化したインスタグラマーです。」と言い切れる人達こそが、企業と組んだ時に想定以上の効果を生める人たちと言えます。

http://inside.pressblog.me/entry/2018/02/15/205836

この辺の話、日本に限ったかたちでいうと、まぁたいていの販促費用に関するROI判定がデジタル広告から出発しちゃってるからもうめんどくさいったらありゃしないし、一方で代理店や事務所のプランニングも「え?」みたいなのが多くてめんどくさい。という、業界全体が課題をシェアしちゃってる状態なので、あんまり色々言うのもめんどくさい。

 

ただ、なんとなく言えるのは、もはや施策とかのレベルで足を踏み入れると、まぁ広告メディアのレベルでしか成果は出ないだろうし、事務所やインフルエンサー自体の収益もアフィリエイトのそれと大差ないくらいの規模感にしかならんのだろうな、と。

なので、こういうマーケティングチャネルでは、おそらく「企業スポンサード」が一番時流に則っていて、かつ総エンゲージメント量も多くなるんだとおもうわけでありんす。

時代は、「会いに行けて」「ファンが育てる」「SNS映え」だからさ。

 

ホットリンク、企業が炎上を疑似体験できるプログラム 『1時間だけ炎上防災訓練』を無償提供開始

 

プログラムは、仮想空間上で炎上を擬似的に発生させ、企業の経営者や担当者が実際に対応を行う様子を評価することで、現在の対応レベルを知り、弱点の克服や体制強化、ポリシーの策定などにお役立ていただくことを目的に、無償で提供を開始致します。

https://www.hottolink.co.jp/pr/press/20180214-1

これ、めちゃくちゃええやん。特に大企業なんかは必須で味わってみるべきなんじゃなかろうか。人数が多いとモラルの維持やコンプライアンスしいたりというのは非常に難易度上がるし、いざ炎上したあとの鎮火の難易度も非常に高いので。いい。

 

 

NYでは“店舗のない”レストランが増加中。フードデリバリー産業の成長が後押し

https://amp.review/2018/02/14/ghost-restaurant/

・参入ハードルが低い(始めやすく閉じやすい)

・技術的に環境が整備されてきた

・ユーザーにとって簡単である

 

これらが揃うと、本質的に「いいもの」がうまく流行ったりして時代や人々の暮らしがぐっと前進してよりよいものになるので、最高だとおもう。

日本だと流通の観点とかでまだ完全再現が難しかったりするのかもしれないけど、たとえば先行してこの業態にトライしているシックスカレーさんなんかは超応援してる。個人的に、食が与える人生の豊かさとか、意味とかって言うのが非常に気になってるお年頃なので、えへへ。

 

米Webメディア、アドブロックユーザーに仮想通貨マイニングの代替案を提示

広告がダメならマシンスペックをマネタイズに拝借すればいいじゃなーい。

っていう話ですね。個人的には賛成。

(仮想通貨マイニングの価値がどんだけになるのか、が流動的なのでそれっていいんだっけっていう点は残る。)

 

現時点では、暫定的に仮想通貨のマイニングを行なっているという状態で、こうして得られる計算資源がどの程度実用的か実験している段階であり、科学計算などを含めて応用の可能性は多岐に考えられている。また、同誌は近日広告のない有料のモバイル版アプリをリリースする予定で、広告を好まないユーザーはそちらを利用することが推奨されている。

 

 

でもこのメディアの特に素晴らしいところは、自分たちの収益は確保しつつ(仮想通貨はさておいたとしても、)ユーザーにいくつかの選択肢を与えているところ。

結局、某マンガの村みたいに、「無料に乗っかりまくった結果、コンテンツのエコシステムが死ぬ」みたいなのは、みんなで避けるべきで、ときに消費者はあんまりそこを意識しなかったりするので、サービス提供側が「タダでやってるとみんな不幸になるから、な!」って感じでなんとかする必要が割とあると思う。

メディアとしてもそれを「我々が死んだらユーザーのせいなので、悪いのはユーザーです」とサボらずに(本当にユーザーが悪いことも全然あるんだけど、それでもなお)全体の公共的なメリットを重要視して、新たな選択肢を提示したというのが本当に素晴らしい。

 

まぁ、いったんはそんなかんじで。

今週もいろいろあるんでしょうね。がんばっていこう。

 

 

なんつって。