東京の高層ビル街の夜景は綺麗、あれは、社畜の命が散る灯(あかり)だから。

みなさんおつかれさまです、高橋です。

 

PediaNewsがいいです。超いいです。

Pedia Newsは、スタートアップとベンチャーキャピタル(VC)のためのニュースメディアです。全世界のスタートアップの資金調達、IPOやM&Aなどのイグジットなど、起業家や投資家向けに、世界の最先端スタートアップシーンをお届けします。

とのことですが、資金調達関連やスタートアップ周りのプレス以外にも、個人的にはそこそこおっきくなった会社の今(業績系)とか、ユーザーのライフスタイル分析系(後述)なんかを見てたりします。

スタートアップの頑張る領域って、いわゆる大企業的な会社が資金力や人海戦術で\オリャー/できるところだったり、攻め切れてないところだったりで、個人的には小さくないサービスのアレコレを考える人間のあので、そういうヒントがたくさんあるのはとても助かるわけですね。(邪)

ニーズのキャッチってマーケティング行為においては結構基本中のキホンだったりするので、こういうメディアや新興性の高いビジネスモデルを知っていくのを通して、感覚を磨いていきたいな、と思う次第。(清)

これからもちょくちょくお邪魔しようと思っておりまする。

 

気になった記事をいくつか。

 

 

女子高生/女子大生を対象とした「流行に関する意識調査」…流行り言葉は「Twitter」で人気が43.9%、休日の外出先は「SNSで話題」「SNSウケする場所」が上位トップ3にランクイン

 

休日のおでかけ場所を決める際の参考先を調査したところ、第1位の「何も参考にせず、いつもの定番場所」(71.4%)に次いで、「SNSで話題になっている場所」が第2位(37.6%)、「SNS映えする写真が撮れる場所」が第3位(12.2%)となった。

女子高生・女子大生世代はLINEとTwitterの定着に加え、Instagramが台頭しており、写真撮影時にSNS投稿を意識する割合は72.3%にのぼる。

 

プリクラ機をガンガン作ってるフリューさんの調査。むかしお仕事でよくお世話になってたので懐かしい。

内容としては、「SNSがやっぱり行動や意思決定に結構強めに関わってる」っていうところ。

LINE、Twitterの定着に加え、Instagramが情報発信の場として躍進中。SNSで自慢したいから、という理由で休日の過ごし方が変わるなど、一定の層においては「日常をSNSで発信する」という従来の使い方に逆転現象が起こってる模様。

”インスタジェニック”なんて言葉がデザイン業界でちょっと話題になりましたけど、飲食店とか観光地とか自治体はO2O(←今はおとなしくなった)と絡めて集客に手を出してみるのは全然ありなのでしょうな。

上手くやってるところはとことん上手くいってますよね。ゼリーポンチのソワレさんとか、マーケター各位、当然知ってますよね?

国内最大規模のライブ配信サービス「ツイキャス」、累計配信回数3億回・ユーザー数1,600万人を突破

モイ株式会社は、8月31日、ライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」の総配信回数が3億回、ユーザー数が1,600万人を超えた、と発表した。

 

こう見えて昭和生まれの28歳おじさん、若年層のよくわかんない系案件として「キャス」文化があります。

ツイキャスさんは設立当初から超注目してた企業さんなんですが、引き続き順調にサービスが成長してるっぽいです。

これ、なんで伸びてるんですかね。結構自分の私生活を放送したいモンなのでしょうか。いわゆる「クラスで普通のわたしでも、インターネットならアイドルや姫になれる」的なアレだと思うデスけど、通信料制限とか、その他はあんまり気にならないのかな。

またツイキャスさんといえば「アンバンドリング」の走りですよね。配信用と受信用のアプリを分けることで、負荷分散やサービス改善の高速化、面を押さえるといった複数のメリットがあるハック。中途半端に行うとサービスが死ぬんですが、最初からしっかりと設計がしてあって素敵に思います。

4か月で500万ダウンロード突破!配信者100万人越えのライブ配信アプリ「Live.me(ライブミー)」が日本に上陸

キングソフト株式会社は、本日、Cheetah Mobile Inc.が新たに提供する、ライブ配信アプリ「Live.me(ライブミー)」の日本市場での展開をはじめたことを発表。「Live.me」は、チーターモバイルより本年4月にアメリカでリリースされ、わずか4か月で500万ダウンロードを記録。現在では配信者が100万人を超える爆発的ヒットを記録したライブ配信アプリ。

キャス系プロダクトの伸びでいうとこれもそうですよね。っていうか提供はキングソフトさんなんですね、スケールが最初からデカい。

 

 

データがみせる、スマホアプリの中毒性…スマホアプリがインターネット利用時間の半分を占有

チャットボット黎明期と言われる中、私たちの可処分時間のほとんどは今尚アプリに利用されている。2016年7月時点で米国におけるスマートフォンアプリの利用時間が、インターネット利用時間全体の50%に達したことがわかった。50%に達したのは今回が初めてで、2年間前の41%から大幅に上昇する結果となった。

らしいっすよ。チャットボットの流れは完全に不明ですけど。

闇っすよねえ。モバイル端末が既存のインターネットシェアを奪っている、ならまだ分かるんですが、それ以上に人類の可処分時間を食い物にしているわけですね。その背後に、そもそもネットがなかったらどういった行動をしていたのか、っていうのは計測不能なわけですが、人類がまた一歩、また一歩とインターネットに歩み寄っていくようすは、なかなかにサイバーパンキッシュなあの頃描いた近未来を彷彿とさせます。

 

 

UUUMが米国EPOXY社と業務提携…ファンエンゲージメントの分析ができるツール「EPOXY」を所属全クリエイターに無償提供

HIKAKINやはじめしゃちょー、関根理紗などの2,700人以上のYouTuberが所属するUUUM株式会社は、本日、ファンのエンゲージメントを分析し強化するためのSNS管理分析ツール「EPOXY」をUUUM所属の全クリエイターへ無償で提供を開始した、と発表した。

これは素晴らしいですね、所属のクリエイターのマネジメントをしっかりと支援するスタンスは全員にとって素晴らしい結果を残すと思います。

また、動画放送系のコンテンツメイキングに、データドリブンってまだ大して成果出てないと思っており、(テレビが【お察しください】なので…)そういう意味でもインターネットTVとして完成形に最も近い位置にいるyoutubeとyoutuber界隈には、この辺の進化に個人的にすごく期待しております。

そして引き続き木下ゆうかさんがかわいいなチクショー

 

翻訳テクノロジーの八楽、音声認識のアドバンスト・メディアと資本業務提携契約を締結

 

八楽は、翻訳テクノロジーに基づく製品開発を行うベンチャー企業。「人+機械」のコンセプトに基づき、人工知能(機械学習)を活かした翻訳技術・UIと、翻訳者などの人による翻訳サービスを組み合わせ、グローバルコミュニケーションにおける言葉の壁の解消に向けて事業を推進中。

今回の提携によって、八楽は、アドバンスト・メディアが持つ音声認識ソリューション、技術開発力、顧客基盤と八楽の持つ翻訳テクノロジー及び翻訳ツール「ヤラクゼン」を組み合わせ、営業・マーケティング・開発面で様々な連携を行い、今後高い成長が見込まれる多言語サービスの領域で革新的なサービスを世の中に出していくことを目指す

 

今回は技術×技術の提携のようですね。まだまだ完成したソリューションやプロダクトがほぼ存在していないこの領域、最初に旗を立てるのはどの企業になるのでしょうか。

最大期は既に過ぎたとはいえ以前としてインバウンドの織り成す経済効果とその熱量は自治体からしてみると期待も大きいですし、少なくとも東京五輪まではどんどん上昇していくのでしょう。

経緯的な効果としても、また単純に「言語障壁を超える」といった人類のコミュニケーション領域での革命のためにも、期待の集まる取り組みです。

 

真面目な話をたくさんしました。

 

なんつって。