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【メディア】続きは三重で?今週見つけた愛すべきメディアを紹介するよ

もしも願いが、叶うなら。コイツ(仕事)を白い、薔薇に変えて。

 

Darling I 御中、筆者です。

 

おつかれさまです。(おつかれさまです。)

世の中広く、ネットの世界はより広く、叩かれるメディアもあれば、愛すべきメディアもあると思うんです。

昨今、渋谷で生まれたココロとカラダの教科書がいろんなところからいろんな指摘を受けていますが、インターネットはもっとあったかいところだと信じています。

というわけで、今回は”応援したいメディア”を紹介してみたい所存。

 

①続きは三重で

http://www.mie30.jp/

 

えっどういうこと、ってなる媒体名ですが、最近ちょっと流行り始めた自治体が運営するオウンドメディア。いいですよね。

金沢地域でいえばシューキンさん、和歌山のロカルわかやまさん などなど。

ネットにおいて、コンテンツが検索やSNSなどから評価され、一定の流入が期待できるようになった今こそ、コンテンツになりうる情報や資源を持っているプレイヤーが、集客やPR(主に観光など)目的でこういった取り組みをすることは、ネット上に1次情報を増やすことにもつながり、大変すばらしいと思います。

この続きは三重でさんはなんと現職の三重県の職員さんが編集長となり、地域に根差したコンテンツライターの企業と協働というかたちで取り組みを進めていくとのこと。

 

県職員自らが編集長となり、民間のライターやカメラマン・市町・県が一丸となり、三重県の魅力を全力広報します。

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000019410.html より

 

どうしてもWebのライティングや写真撮影・取材などはビジネス的な要件で語られがちで、また一方で自治体に広告集客用の予算や取組みの余裕がないなどで、こういったコラボレーションは実現しにくかった背景がありましたが、ついにこういう形でプレスリリースを目にすることになるのか、と結構感動したものです。

 

地元を思う気持ちは棲む人みな同じだと思いますし、地域が活気づくことでさらに生活が充実することもあるでしょう。

既存の利害関係を越えて、関係者が本質的な目標やビジョンを掲げ、実際に動き出しているとても素敵な事例だと思いました!!

 

 

②codingconfessional.com

https://www.codingconfessional.com/

 

海外のサイト、そして流れる英語と、なんかよくわからん言語。

後者は分かる人には分かる、プログラミングに使用する言語ですね。

 

これはつまるところ、コーダーのための懺悔室。

「本当はもっといい実装があったんだけど、実はこうしちゃった」とか、そういうやつが投稿されてたり自分で投稿したりする。

どっちかというと自分自身はディレクションや要件定義を決めたり実装をしてもらう側の人間なので、こういうことをやられると超絶困るわけですが、そこはエンジニアの皆さんも人間です、無茶なお願いになってしまうことがそもそもよくないのです。

というのを、ここに流れる懺悔を見ながらしんみりしたり、ぞっとしたりするわけですね。

 

I’m a drop out and it bothers me but i don’t tell anyone.

(困ったことにドロップアウトしちゃって、でも誰にも言ってないんだよね ※超意訳)

I just want to fuck off from work in the middle of the afternoon and watch a movie while eating candy.

(こんなクソみてえな仕事なんざ、昼過ぎにおさらばしてキャンディー喰いながら映画見てえと思ってるよ ※超意訳)

分かる…分かるぞ。仕事やめてキャンディー食べながら映画みてええええ

 

みなさんも1度や2度はあるだろう開発秘話、ここでひっそりと成仏させてあげてください。

 

 

③R-BLOGS

 

http://r-blogs.jp/

 

デザイナーズ&リノベーション物件を多数取り扱う不動産業界のR-STOREさん、その社員さん達が更新するブログ、R-BLOGS。

上の行で言ったのにもう一回言いますが、不動産の会社です。お世話になっております。

このR-STOREの社員さんによる更新で成り立つこのR-BLOGSは、良い感じでオシャレだったり気がぬけてたり、社長のハンサムさん(あだ名)の読みやすいのに洗練されたコラムなんかは、大変タメになるなあという、極めて”ハズレの少ないメディア”になっておるわけです。

 

ハンサムさん(あだ名)のかっこいい記事

「仕事をシンプルに考える」

とにかく売れるということは、何らかの価値があるということだ。買うに値する価値があるということだ。価値がないものに誰もお金を払ったりしない。価値があると感じるからお金を払うわけだ。

(中略)

だから営業マンは「売上=自分の価値」だと思った方が良い。シンプルに売りゃあいい。それが営業の価値だ。でも、売れたならそれはやっぱりお客さんに自分の価値を評価してもらったということなのだから、素直に喜べば良い。評価していただいているのは、人柄なのかもしれないし、自分が好きで仕入れた商品なのかもしれない、文章なのか写真なのかもしれない。行動の迅速さなのかもしれない。でも自分のなにがしかを評価していただいているからおこそ金を頂戴できる。価値がない人に誰もお金を払わない。

http://r-blogs.jp/author/r-asai/3564/

 

とか、社長に限らず他の社員の方々もかなり自由に

 

いきなり旨そうなごはんのレシピとか

 

 

冷凍うどんをチンして

しょうゆ

粉チーズ

わさび

で和えるだけの

http://r-blogs.jp/author/yasunario/3458/

 

くおおおおおうまそおううううう

 

 

かと思えばいきなりオッサレクリエイティブなBONSAIとか

 

勢いに任せて盆栽をはじめた。
とは言いつつも前から興味があってそのタイミングを伺っていた。

(中略)

日本の庭を愛していること
盆栽が好きであることを公言していた。

盆栽は非常に注意深く扱わないといけない。
形は自分で決めれるが、正しいかは分からない。
盆栽は変わることなく存在する。
日本の禅寺であれ、
自然とどのように向き合うか。
恣意的に自然と向き合ってはいけない。
不要なものを排除することにも繋がる。

http://r-blogs.jp/author/hirock/3539/

 

だったり、毎日見ていて飽きない様々なコンテンツが更新されていく。

 

情報発信は、どんどんよくなってくると思う

 

うーん、

いい。

 

何がいいんだろう、というのを考えると、やっぱりビジネスっ気があんま見えなかったりするのがいい。

何の気なしにちょろっと書いてみたり、つぶやいてみたり、そういうのにやっぱり個人が出るし、ハッとさせられたり共感できたりすることってあるやないですか。(謎に関西弁)

もちろん、Googleの検索結果画面をどれだけ占有し、自社のサービスにユーザーを流し込むか!!なんていう闘いも、いいっちゃいいんだけど、インターネットってそういう面だけじゃない気がしている。

「インターネットに1次情報を増やそう」を最近は個人テーマにしていて、実際のところこれがインターネットの質や利便性を上げていくし、たぶんなんだけど今後Googleがある限りは一番強いし、全員がHappyになれる道としてそこそこ正しいと思っている。

デジタル技術の強みとして「コピー&ペーストが無尽蔵に、簡単にできる」っていうのがあると思うけど、上記したメディアっていうのは「コピーでもなければペーストでもない」からよかったりする。

やっぱ、何でもかんでも、むやみやたらな複製や、作り手の心意気を無視する取り組みに、コンテンツは劣化していくんだよ。

 

やれ5,000文字以上平均だの、一日記事100本更新だの、記事単価がいくらだの、そういうので人のココロは動かないよね。

 

 

 

なんつって。