さぁ夜ですこんばんわ。
「頭悪い」っていう日本語あるじゃないすか。じぶんのことをよく「頭悪いんスよね・・・」っていう人もいて。
これ、ちゃんと考えないとなんの解決にもならないし、ほとんどのケースで思考停止を生んでるなーと思ったのでメモ。
「頭悪い」は、本当は3種類の日本語の使い分けを怠けた結果、流用されている
仕事の進め方においては特に。
それすなわち「頭が悪い」のと「頭の使い方が悪い」のと「悪い頭の使い方をする」。
これらはそれぞれ起こっている事態や対策が全く異なるので、直したいのであれば正しい処方を行う必要がある。
これらをごっちゃにして新人教育が進みがちなので育てる方も育てられる方も大変よね。
「頭が悪い」のケース
これはつまるところスペックの話。ある程度先天性に依存もするけど、その個人を育てるという視点でいえば、知識とその知識を実際に使う経験を増やすことで軽減できると思ってる。
つまりは何が正しいのかわかっていないということなので、成功体験を積ませて、正解に早くアプローチできるようにしてやるのがよい。(と思ってる)
「頭の使い方が悪い」のケース
今度は目指すべきゴールへ向かう効率の話。
これは「ほんとは(スペック的に)わかってるのに、外部のルールや見えない無関係な指標を考慮して選択肢を変えた結果ダメなことになってる」のケース。
だいたい、「じぶんの思う通りにやってみなさい」で上手く行くんだけど、見えない前提だとか形式だとかに囚われて本人も効率性を見失っていることが多い。
なので、メンターなりレビュワーが導いたり改めて目的やルールをガイドしてあげると良い。(と思ってる)
「悪い頭の使い方をする」のケース
これはスタンスやモラルの話。
上記とは「意図的にルールや前提条件を曲解して」る点で異なっていて、やり方とか知識とかをガイドしてやる必要はなく、むしろその本人と向き合ってなんとかすることが求められる。
正直こういうのが組織にいるとしんどさはあるけど、一番価値を感じるタイプの人材だとも思っていて、要は「現状のルールのイケてない部分を明らかにする可能性がある」「曲解の余地が妥当であれば新たな成果追求の可能性を孕んでいる」というポイントで、ちょっとわくわくする。
一方で、「ちゃんとルールに従えばいい」というケースもあるので、リードする側が判断してより伸ばすのか、ここで訂正するのかを決めてあげる必要がある。(と思っている)
新卒の皆さんもそうじゃないみなさんも意識しておきましょう。
ってあと2週間もしたら次の新卒のみなさんが入って来るんですね。
こうしちゃいられねえや、なにもしねえけど!!!
なんつって。