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【メディア】メディア運営者必読、Googleの著作権侵害対策レポートの日本語版がリリース。

みなさんおつかれさまです。私です。

 

Googleが著作権侵害対策レポートの日本語版をリリースしたとのことです。

 

 

皆さまにお使いいただいているGoogleの様々なサービスで、例えば、YouTubeの映像などのコンテンツの権利の管理ってどうなっているのだろう?と思ったことはないでしょうか?

Google は日頃から様々なサービスの著作権管理に取り組んでおり、近年増え続けるインターネット上の著作権侵害行為と闘っています。 こうした Google の様々な取り組みについてまとめた「Google の著作権侵害対策」と いう米国のレポートの日本語訳を本日リリースしました。

この中では、YouTube、検索、Google Play などの様々なサービスにおける取り組みを広く紹介しているほか、違法なコンテンツに対する広告などの資金源を断つことなど、テクノロジーを使った新たな著 作権の管理の手法も取り上げています。

 

 

 

とのことで、気になった方は読んでみると超良いのではないでしょうか。

また、これってメディア運営の担当者としては必須の知識だと思っており、企業のメディア戦略にいわゆるSEO(検索エンジン最適化)といった手法が存在すsる以上、法的な規制やルールはともかく、プラットフォーマーとしてのGoogleの意向についても把握しておくべきでしょう。

事例とされるプラットフォームはGoogle検索以外にもyoutube、GooglePlay、広告などがあり、ひととおりGoogleの提供する場におけるルールは網羅されておりました。

 

気になったところで言うと

著作権保有者や代理人を対象とした提出ツールの提供を開始して以降、著作権保有者から検索結果からの削除リクエストを受けたページ数は大幅に増加しています。

実際に、現在Google は、1998 年から 2010 年までの 12 年間を合わせたよりも多くの数のウェブページを対象とした、削除リクエストを毎週受け取っています。2015 年だけで 5 億 5,800 万ペー
ジ以上を対象とした削除リクエストが寄せられました。Google は、検証に応じてその 98 %を削除しています。残りの 2 %、約 1,100 万ページに関しては、情報が不足している、該当するページを発見できない、結論としてその素材が著作権を侵害していないといった理由から、ウェブページの削除を拒否、またはその復元を行っています。

 

とか。結構DMCAの申請の精度って高いんですね。海外だと代行業とかもあるっぽいですが、仕組みとしてちゃんと回ってそうです。結構、競合サイトに対する攻撃的な手段に用いられたりみたいな話も聞いてましたが、よかったですのう、。

(まれに自社サイトを削除してたりするらしいですけど。)

 

また、一方でGoogleは「著作権侵害を事前に感知することはできない」と断言してたりもします。

Google 検索は著作権侵害コンテンツを事前にフィルタリングできない。
もう 1 つの神話があります。それは、Google が著作権を侵害している疑いのあるコンテンツに関して、ウェブをフィルタリングするツールを開発し、事前に検索結果から画像や動画、テキストを削除できるというものです。

こうしたシステムは実現不可能なだけでなく、不必要でもあります。1 つ問題なのは、ある場所である時期に著作権の侵害であると特定されたものが、別の場所で別の時期に表示された場合も違法であるかどうか、確認する手段がないことです。フェアユースなどの著作権に対する例外により、コンテンツの使用が認められたり、許可されたりする場合もあります。著作権は様々な地理的地域において様々なエンティティに付与されていることが多く、著作権の所有者が変われば、異なるライセンサーや権利者が別のアプローチを取る可能性もあります。

 

 

うーむなるほど。そういう系のメディア責任者の方々はちょっとうれしいかもしれないですね。

今回はとりあえずWeb検索について取り急ぎ目を通しましたが、Youtubeでも映画や音楽作品などの違法アップロード→小遣い稼ぎが横行しているので、あとで見てみようかなーと思います。

いやー、面白かった。

 

今回の「Googleの著作権侵害対策レポート(日本版)」はこちらからも確認可能です。ご覧になってみてください。

また、関連してGoogleの「透明性レポート」も、時々のぞいてみると面白いですよね。

いやあ、奥が深い。

 

なんつって。