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【仕事観】捨てることによって増やすというのが超クール

倒産危機にあった老舗旅館を ITで立ち直らせた! 『陣屋』社長・宮﨑富夫が語る 旅館の未来とは? 1/2前編

 

とくに目新しいものはなし。というか、老舗の旅館ほどそういうのは遅れているよね、という。

 

宮﨑 それを変えなきゃいけないので、まず、生産性を上げるために“3日休む”ことにしたんです。

堀江 休館日を設ける。

宮﨑 そうです。月・火・水の3日間、宿泊を取らないようにしたんです。これは旅館では結構、珍しいことなんですよ。

堀江 ほー。

宮﨑 土日の忙しい時にスタッフを集中させたかったんです。それに、もともと月・火・水って、そんなに稼働率が上がらないですし、平日のお客様は木曜日とか金曜日に移動してもらえることが多いので、売り上げがそれほど下がらなかったんです。

 

この辺の話は面白い。広告にしろ仕事にしろ何にしろ、”やめること”をもってして効率や生産性が向上する最適化にはもう少し目を向けられてもいいと思う。

Y!さんも頑張ろうとしておられる。

 

 

結局、目先の数字、たとえば5営業日における生産性が100あって、月曜~金曜日でそれぞれ20ずつだから、月曜日を休みにすると80になっちゃってダメ!みたいな話は結構あるんだけど、1日休むことにより火曜日から金曜日までの生産性が30になったら、むしろ30×4で120になるじゃん、と。

そんでこれはたぶん「5営業日30やって150にしようぜ」は成り立たない。

仕事は1日中じゃないけど、休みは1日。

#逆に1日中働いてるモデルだと、上記は崩壊しやすい。

 

色々やってる会社&競合がある程度存在しており、稼働時間のカバレッジをバリューにごりごりやってる会社は失うことがかなり怖いんだけど、エイヤっと上記したみたいな意思決定ができると、そのぶんスーパー超カッコいいよね。

 

そういう風に物事の本質に迫っていく存在でありたいねえ。

 

 

少なくとも自分のチームは、そういうクールな組織を目指していこっと。

 

 

なんつって。