はいどうも、金曜日の夜ですね。
IT業界っていうのは、よくわからんことがよくおこるんですよね、こわいですね!!
というわけでデータの計測疎通確認の待ち時間という、何をしているでもないけど帰るに帰れないみたいな時間なので読書してたりもしたんですが、そういえば仮想通貨について話す機会が増えてきたなあー、結構気になることあるなーって思ったので暇を使ってちょろっと調べてまとめてみます。
別に仮想通貨はおろか株だの資産運用だのに詳しいわけでもなければ、めっちゃ有益な情報があるわけでもないし、そもそも情報として正しいのかも相当自信がないし、なんなら「わかんねえ」で終わらせたりしてるのでご注意&ご愛嬌。
べんきょうがんばるぞ。
◆基礎編
・仮想通貨って何?
いわゆる仮想じゃない通貨(既存通貨)みたいな、「特定の価値の保証者」がいない通貨で、貨幣みたいな物質ではなくてデータとして(全世界で)保存・管理される通貨のこと。発行数が有限なので、需要が増えると価値が上がり、減ると下がるという仕組み。つまるところ、非中央集権型(decentralized)の通貨。
・仮想通貨だと何がどうなの?
まずは既存の経済圏とは別の取引や流通が可能になる。つまるところ、国とか政府みたいなものが介入していないので、今までにない動きをしたりする。それがバブリーだったりしてるんだって。(もちろん法整備なんかは進むだろうけど。)
”価値を持つもの”、つまり資産として新しいジャンルなので、値動きがイレギュラーになる。
要するに、まだ値頃が決まってないので、上がるところまでは上がり、それなりに安定すべきところで安定する(はず)という動きをとるため、早めに見つけて置くとあとでビッグになってたりする。
仮想通貨の銘柄は文化や思想の拡大に伴い全体の価値が最大化→最適化されるため、まずはその普及のために値段が安くなっており、その後供給上限に達してから需要に対する価値が定義されるため、早くて安いうちに買っておいたら、既存の流通銘柄に比べると上がりやすい。(全く上がらないのもある)
・ビットコインって何?
仮想通貨銘柄のひとつ。仮想通貨のなかでは一番金額が高い値で安定している。昔は安かったけど、今更買うのは大変。つまるところ上がり幅がすごかった。
なので何人かの「仮想通貨長者」を生み出してる。自分の周りにもいわゆる「億り人」なんかが出てしまい、そいつは退職届を出し、南の島へ行った。おみやげ待ってる。
価格が安定して高いのは基軸通貨として一定の需要が見込まれているだから?なんで基軸通貨なのかは知らない、最初に出たから?(無知)
そんな感じのやつ。ちなみに個人的な評価は最近(2018年1月13日現在)は下がり調子なんだけど、250万円とかまで上がってることもあり、それはオーバーバリューだったんじゃないかなあと思ってる。でもこのあと、一般層ががっつり入ってきてもう一回上がるか、もうちょい下がって落ち着くか、ってとこじゃないでしょうか。初心者だけど。BTC持ってないけど。
・逆にビットコイン以外のやつって何?
→アルトコインって言われている、アルトは代替。つまりAlternative Coinっていうことらしい。メインの技術はビットコインと似てるらしいんだけど、それぞれの通貨が実装されている技術や思想が異なるらしく、その将来性に投資がなされているんだって。
たとえばイーサリアム(Ethereum)は契約や財産を非中央集権で取引するためのプロトコルなんです。何を言っているのかはよくわかりません。
とにかく、ビットコインライクな技術(送金の簡易性、安全性、透明性)を使って、なんらかの思想や機能を基に作られた仮想通貨たち、ってところでしょう。たぶん。
個人的には短期でちょこちょこ利確してややでっか目なお小遣いができればいいと思ってるので、このへんのコインを早めに見つけて、ポートフォリオに組み込んでいく動きになるのでしょう、そんな感じなのです。
そうなると、市場の変動を見るというよりは、そのコインごとの技術的な特性とかビジョンみたいなものをちゃんとみてある程度の間引きをしておいたほうがいいのでしょう。ええ、そうでしょう。(まだやってないけど)
◆やり方編
・どうやって買うの?
アプリとかWebサイトに口座を開設して買うっぽいよ。主なサービスはCC(コインチェック)、Bitflyer、Zaifあたりじゃないかなあ。あとはGMOとか、DMMとか。
アフィリエイト案件、超美味しいらしいね。
ほかにもBinanceとかクーコイン?みたいな海外のサービスもあるらしい。前者は中国の取引所。
海外のは「英語とか言語がめんどくさい」「安全性がその国なりになる」と、「取引できる通貨(アルトコイン)がいっぱい」のトレードオフになる。そういえば、取引所の(国籍的な意味の)ドメインによって国内と海外って値動きは当然違うと思うので、ちゃんとやるなら海外の市場とかも見に行ったほうがいいよね。株でもなんでも一緒。
・取引所と販売所というのがあるらしい。
取引所というのはプラットフォーム。売買を特定のユーザー同士で行うもの。
販売所はサービス提供者が売ったり売られたりを行う。らしい。
全然わからない。
価格の流動性が大きいため、どちらか一方で取引をするよりは、両方を使っていたほうが利ざやが大きくなる。そりゃそうだ。
けど、計算とか値動き追うのが大変だというのでトレードベースではなくて少額での投機狙いor中長期保有でいくなら、販売所だけでええんとちゃうかな。(ブン投げ)
◆もう一歩踏み込んでみる編
・マイニングってなんなん
→マイニングとかマイナーとかいうやん。それis何。と思ったんだけど、要するに非中央集権なので「発行」っていう係が特定のだれかじゃいけないんだよね。じゃあどうすんのってなると”みんなで発行する”なのね。1単元ごとの価値を貯めるために上限単元数はきまっているんだろうけど、データとして生成&通貨として価値の裏付けという作業は個人(マイナー)に託されている、と。
さらにマイニングを通して、非中央集権的に取引の透明性などが担保されているんだって。詳しい仕様は知らんけど、見えない中央に仕組みとして強いられてお互いを監視しあうなんて、なんだかジョージ=オーウェルの『1984年』を思い出して激アツ。見えないBIG-BLUEがいるんだろうね。
・草コインっていうのは?
発展途上、あるいは生み出されてから間もない「超低単価な仮想通貨」の俗称らしい。明確な定義はよくわからなかった。使い道は投機的な暴騰狙いでしょう。夢があるぜ。
・ICOってなんなん
クラウドファンディングon仮想通貨for仮想通貨、っていう感じぽい。
要するに「こんな仮想通貨作るで!いまのうちに買わん??」みたいな発行のされ方のようです。そのうち価値が出るであろうものに投資しませんか、ちなみにその投資いただいた金額で頑張りますわ。という。
これ、会社とかだとそれこそ株式公開みたいな規模で超大変だったけど、ある程度ハードル下がっていろんな人たちがお金を集めやすくなったんだね。
要するにクラファンやん。(ボキャ貧)
・結局儲かるの?
今(2018年1月現在)ならまあまあ儲かると思う。たぶん勝率の方が高い。欲をかかなければね!!利益出たタイミングでちゃんと降りればね!!
大金を儲けたいっていう人はしりません!
いまの市場の状態を見るに、発行数に対してそれなりに需要があり、その需要も把握しやすい(キャズムのタイミングらへん)ので、各銘柄ある天井まではだいたい自然に上がっていくんじゃないすかね。
欲をかいた長期保有とかしないで、ちゃんときっちり利確していけば結構な確率でプラスにはなるんじゃないかなあ。という雰囲気を感じている。ずっとじゃないけどね。
いよいよ知名度もリテラシーのボトムも上がってきたし、美味しさはどんどん逓減していきそう。欲張らないのダイジ。
あと地味に法規制がガバガバすぎるように思ってて、要するにペニー株のあおり売りみたいなものが価格の吊り上げに少なからぬ影響を持っていたりするんだけど、このへん規制する仕組みがまだなさげなので、相場の操作が簡単にできちゃうんだと思ってる。これ、乗っかり方間違えないようにしないといけないと思う。ウルフがウォールストリートする展開になるで。
その他生活の知恵とか将来性編
・ブロックチェーンってどういうことなん
→分散型!!!非中央集権型!!!Decentlized!!!コミュニティ!!!といった、21世紀に入って「なんだかなあ」って思う問題の65%くらいを解消しちゃいそうな、いい感じの仕組み。
インターネットが普及という意味でインフラになり、国家や政府のような20世紀的な枠組みをすり抜けるような細分化と多様化が実現したので、いろんなものが中央集権の構造や特権から解放されて、民主的にカムバックするんだと思う。
・結局お金なの?使えるの?
使えるぽい。決済にどの通貨が使えるかっていうのは、そのお店とかサービス自体が定義するんだけど、技術的に「この(仮想)通貨で決済できますよん」という機能は存在しているので、あとは持ってる人と対応してる人がいれば使える。(けどまだ全然普及しきってないとおもう)
NEMという通貨が使えるNEMバーとか、モナコインっていう通貨が使える飲食店とか、あるみたいよ。
・結局、何に価値があるの?
→みんなが「価値がある」と思うことに価値がある。というなんともキャッチーでポエティックなことになっており。いまのところ、「うおー!!儲かるらしいZE!!!!」という波が立っているので、その価値はうなぎ上りですわね。
どこらへんで安定するのかなあ。基本的にゼロサムに落ち着くはず、構造的には。
物理的な量で換算されるものでもなければ、風化していくものでもないので、既存の貨幣に比べたらすぐれている、というところもあれば、「電気やネットがないところでは無価値」「支払いで使えるシーンが限られてる」みたいなデメリットもあるよね。
とりあえず、みんなが価値があるって言ったらあるし、ないといってたらそんなにない。
・どういう戦略をとるべきなの?
全然正しいかわかんないけど、何を目的にするのか、による。
別に自分は資産家でもなければでっかい投資家でもないしファンドもない。つまりまとまった原資がない、ないのである!アーンお金ほしい!!!働きたくないでござる!!!まとまったお金ちょうだい!!!嗚呼!!
ちょっとノイズが入りましたが、あくまで自分の日々遊べるお金をつっこんでるだけ&はねたらうれしいなーっていうテンションなんだけど、その規模だったら投資よりは「投機」だろうし、上昇幅の見込めるアルトコインがにちょいちょい入れてくポートフォリオでいいんじゃないかなあと思ってる。
200万円のものが400万円になるより、1円のものが100円になるほうが期待できるっていう状況なので。
あとは、結構国内だけ見てると出川パイセンが「お兄さんに何でも聞いてごらん?」みたいなCMをやってたりするけど、こういうのでも相場感は動くだろうし、もっと大きな変動を起こす大口の投資家は世界中にいて、かつ結構技術的な面も見て投資判断をおこなっているので、ウェイウェイプンプンなにわかの集まるコミュニティよりも、扱う金額をあげるってなった時にはちゃんとホワイトペーパーを見ながら投資判断したほうがいいかもなあって思ったりした。
長期保有でじわじわ資産形成していきたいよー、銀行の利回りを超えればいいよー、みたいなテンションの人は、普通に運用代行に突っ込んで運用してもらえばいいんじゃないかな。投資対象として価値があるのかないのかは、プロが判断してくれるでしょう。(ブン投げ2回目)
・最近のニュースとか動きとかを見てどう思った?
→仮想通貨っていうか、ブロックチェーンとかdecentralizedという概念が、非常にPost platformぽくて超すき。楽しそうだしいろんなあれこれに応用できてわくわくがとまらない。
一方で新しい分野なので、ルール的にもモラル的にもよろしくないこともあったりする。そういうのからはちゃんと自衛しないとなあと思い、遊びでやるの範疇から出ないことと、それなりにリテラシーをつけていく、という2点は気をつけたいと思った。
・この仮想通貨バブルを楽しむために
世界史を改めてやろう。
ローマ帝国とか中世くらいのがおすすめ。
仮想通貨の仕組みとか思想って、実は中世くらいの金貨・銀貨制時代にすっごい似てて、結局銀行とか資本家、資本主義、国家の整備が行われるより前の時代なんかを知っておくと、アルトコインの値動きとか、既存通貨(円とかドルとか)との相関とかを見るときに超楽しいと思いました。おすすめ。
全然関係ないけど、この教科書懐かしすぎる。
ウルフオブウォールストリートを観てみよう。
この映画知ってる?金と酒と薬と女がいっぱいな刺激的な映画なんですけど、これの主人公であるレオナルドディカプリオ氏、通称レオ様が、いわゆる超低単価屑株(ペニー株)を煽り売り、相場や市場を操作してめちゃんこ稼ぎ、(経済的には)大成功するっていうお話です。
(経済的には)っていうのをお察しいただければわかると思うんですけど、たぶん仮想通貨界隈だと、結構ウルフがウォールストリートしてそうなので、バブルってちゃんと気を付けなきゃなあという戒めも込めておすすめです。
ジョージ=オーウェルの『1984年』を読もう。
“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。
ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。
ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。
二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。
1984年っていうSF小説なんだけど、これ知ってます???メディア論やってる学生は必須なんですけど、この「超中央集権的」な描写が、ああ…decentlizedされててぇ…と思えるので、おすすめです。ブロックチェーンサイコーってなれます。(たぶん)
もうデザインもカッコいいから本棚に入れて置くだけでモテそう。
「え?最近読んだ本でおもしろいやつ?そうだなあ、仮想通貨とかブロックチェーンとかの勉強で読んだ、ジョージオーウェルの1984、かな?」みたいな。
冒頭でも書いたけど、あくまで初心者の所感なので、お手柔らかにね!!!(むしろいろいろおしえてほしい)
これからもちょこちょこ追記していくぞう。
なんつって。