みなさんこんにちは。
気になることがあると夜も眠れないし朝も起きられません、高橋です。
LINEさんが新しい機能をリリース。その名もLINE Notify。
いわゆる外部サービスの通知をLINEに吐き出すことができる連携機能のようです。
使い方はLINE Notifyのアカウントをフォロー、そこから関連するメッセージが通知として受け取れるというものの様子。
既にリリースされているMessageing APIと異なり、このアカウントからしかメッセージを送信できないという制限がついてる模様。でも、個人で利用するレベルであれば、特に問題はなさそうですね。
つまるところ、LINE NotifyアカウントのPostのトリガーを何にするかっていう選択肢が与えられたもの、という解釈でよさそうですね。
機能が限定的なので、むしろ使いやすそうな印象です。
Webサービスからの通知をLINEで受信
Chat botやコミュニケーションオープン化(というかLINEのプラットフォーム化)における構想をひとつ前進させるためのAPI公開が背景にあるようです。
LINE自体は、Close the distanceを新たにコーポレートスローガンとし、メッセージングアプリのLINEを中心に、エンタメやSMB(small and medium business≒中小企業のビジネス支援)を基盤としたプラットフォーム構想を大きく描いております。
特に私個人として注目したいのは、LINE@の大幅な強化と収益化のシーンです。SMBはFacebook、Googleも今後の注力事業として本腰を入れている領域です。インターネットに接続できるデバイスがより普及し、回線速度や安定性がある程度担保されるようになり、またリテラシーに関係なくパフォーマンスを発生させるダッシュボードやアルゴリズムなど、サービス側の進化も相まって、このタイミングなのでしょう。
LINEはLINE@を用いてもともと、単純にメッセージを送るというアプローチでシンプルなCRMを展開しておりましたが、前回のLINEカンファレンスTOKYO 2016において、クーポン・ポイントカード・店舗予約といった具体的なアクションをより促進する機能を実装する、との発表をしました。
いま、日本におけるスマホデバイスに最もダウンロードされているアプリであるLINE、コミュニケーションを基盤にスマホ時代の次世代インフラになろうと始動したようです。ここにきて大きなプレイヤーの参入、引き続き競争の激しいマーケットであるのは間違いがないですね。
さて、話をLINE Notifyに戻します。
技術的な要件はこんなん。だそうです。
引用はこちらから。詳しい&はやい!
※さらにAPIのドキュメントも出てましたね、こちらから読めます。
個人的に連携可能なサービスにIFTTTがあるのはめちゃくちゃ大きいですね。
天気予報やGitの更新など、用途としては既存のレシピにどれくらい連携出来るのか次第ですが、展開によってはプロフェッショナルから一般ユーザーまで利用の拡大が見込めますね。
さくっとIFTTTのレシピを見てみたところ
・Twitterで好きな人がつぶやいたらLINEに通知
・毎朝6時に天気予報をLINEに通知
・Gメールが届いたらLINEに通知
などが公開されております。
その他、タスク管理のTrello、GoogleCalenderなども連携可能だそうで、どっちかというとビジネスユースにいまはちょうど良さそうな印象を受けます。
IFTTTは活用シーンは大変広いんですが、認知度などの面でまだまだ大衆向けとはいいがたく、この辺はいかに裾野を広げていけるか、なので主要サービスとのアライアンス・提携戦略に期待が集まりますね。
とりあえずちょっといじってみましょう。
なんつって。