だそうです。
Outlines
Penguin が Google のコア アルゴリズムの一部になりました
内容をサマるとリアルタイムに対応したのと、ページ単位に対応した、ということでコアアルゴリズムにジョイン(というか昇格)したって感じでしょうか。
ここ最近の変動続きはこの辺から来てるものだったんでしょうかね。
(その割に、いわゆる低品質サイトが上がってきたりもしてましたけど、PenguinのOn/Offだったようにも思えますね、そういえば。)
さて変更点をもう少し見てみます。
・リアルタイム-PenguinアップデートがPenguinアルゴリズムへ
こちらについては「定期的にリストとして処理がかけられていた」というものが、Googleのインデックスの時点でシグナルとして送信され、順位スコアに影響を与えるものとなるようです。
つまるところ、いままでのSEO界隈において「Penguinアップデートによる」とされてきた変動が、今までとは異なり、常日頃から認識できないレベルで施行されることになるようです。
もうペンギンのせいにもしてらんない、と。
・ページ単位の評価-PenguinアップデートがPenguinアルゴリズムへ
こちらについても、上記のリストがドメイン(サイト)単位であったものが、ページ単位に処理が細分化される、とのことです。
ドメイン単位で損してたところには一見よいニュースかもしれないですが、基本的にPenguinの処理は「不適切≒スパミーなサイトに対する”順位降下処理”である」ため、どっちかというと、ドメインがいくら強くても足を引っ張るようなページは一向に評価されない、という状態を意味しており、特に大規模サイトの管理者などは今まで以上に細かなチューニングとサイトクリーニングが必要になるのではないでしょうか。うげえー。
忘れないように振り返るとペンギンは
・ガイドラインに沿ったサイトを作りなさい
・スパミー(およびそのように認識される)なことをしてると、減点しますよ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/04/blog-post_25.html
ってものですね。
過去に低品質インデックスとか、ウェブスパムとかで頑張って順位なんとかしてたサイト、またそんなつもりはないもののサイト内がちょっと乱雑になっていたサイトなんかは急にくるもんで毎回びっくりさせられるわけです。
Googleはこういった形で言葉にしております。
今回の変更では、Google の 品質に関するガイドライン に違反しているサイトについて、その掲載順位を下げるような対策を実施します。このアルゴリズムの変更は、ウェブスパムを削減し、良質なコンテンツを促進するための私たちの新たな試みです。
なので、順位の上昇というのは、同一ジャンル内における下降処理に対する相対的な結果になるわけですね。
結局のところ、ガイドラインとユーザーに対する善意に忠実にサイトやコンテンツを創るほか、特に打ち手はないのだと、言っております。
このへん、Rankbrainのときと一緒で、「エンジン最適化じゃなくてユーザーのニーズに最適化せよ」というメッセージ性を強めておりますね。そして構造的にそうするしか実際なさそうでもあります。
ここまでかき回しておいて、平然とGoogleは言い放つわけですね。
「Penguin のようなアップデートは Google がランキングの決定に使用している 200 以上のシグナルの 1 つにすぎない」
でも結構でかい1/200だと思うんですよね、順位変動に対する影響力とか見てても。
週末は品質ガイドラインを読もう。
なんつって。