おつかれさまです。深夜ですね、高橋です。

お仕事中です。

今日はなんだか気分がノりにノッているので、深夜まで分析作業に勤しむ夜です。

 

そんなときに聴きたいのがこれですね。

Bluem of youth(ブルームオブユース)のWinnin’ tonight です。

そもそもBluem of youthっていうアーティストですが、結成は1992年。

失礼ながらもヒットを連発しちゃうようなスターアーティストではないのですが、一度だけ、お茶の間にその名を知らしめたとすれば、「ラストツアー〜約束の場所へ〜」という曲でしょう。

これは1999年に発売がなされた曲ですが、その背景にはテレビ番組『雷波少年』がありまして、これでモスクワから路上ライブなどを通してシベリア鉄道でウラジオストックまで旅するという企画の末に、その道中で生まれた曲になります。

また、番組との契約条件に「武道館で入場料1000円のライブを決行、1万人以上の観客が集まらなかったら解散し、音楽から退く」という厳しめのものがあり(ウリナリのポケットビスケッツとかもやってましたね)、苦しみながらも頑張って突き進む当時の彼らは一世を風靡したものです。

 

結果から言うと、シベリア鉄道の横断はおよそ半年ほどで完遂し、ライブも無事成功を収めたわけです。2000年には、この旅の間に作られた楽曲を収めたアルバム『СПАСИБО』が発売されたわけですが、このアルバム、読みはスパシーバ、意味はロシア語で『ありがとう』という、ちょっと感動しちゃうアレなんですよね。あと名曲がマジでたっぷり、ほんとによくできたアルバムです。

 

このWinnin’ tonight、歌詞はスレた男が、うわべばっかりの”くだらない世の中”と、それに順応してしまった自分をかなぐり捨ててやりたいようにやっちまえ、と前向きに強く突き進んでいく気持ちの良いものになっております。

社会人なら誰もが悩むあれこれの、一つの答えになるかもしれない、そんな勢いのあるナンバーです。

どうしてもこれを聴くと、深夜の直線を走りたくなってしまう。

キーワードは「もっと自分らしく」。

うつむきがちになってしまった自分を突き動かす、そんな一曲でした。

 

ちなみに、個人的な名曲に、「線路沿いの恋」もあります。これもいつか記事にしたい。おすすめです。