いきなりなんだけど、ロッキンに行ってきたんですよロッキン。
全然先週なんですけど、というか初日なんですけど。毎年のごとく最高&最強だったんでまとめますね。謎に実況ツイートもしてたので。
まずはこの偏りのすごいタイムテーブルを見てくれ。
ロッキンって、グラスステージとかレイクステージみたいな大きめなところにやっぱりすごく有名なアーティストがきたりするんだけど、全然行きませんでした!!!
去年はB’zさんがトリだったので、それは見たりしたんだけど、基本的には「お酒飲みながら日陰で好きな音楽をゆったりと聴く」スタイルのため、こんな感じになっている。
でも全部おすすめなので聴いてほしい。
Outlines
- 1 欅坂46、はじめて聴いたけど超かっこよかった。
- 2 YogeeNewWavesでチル度が高みへ行ったまま帰ってこない
- 3 夏が夏いので。Baseballbearのセトリもすごかった。
- 4 続いてキレイ系のニュースタンダード、SHE’S
- 5 最高の音楽。最高の空気感、SPECIALOTHERS
- 6 青春 of 青春、175Rと空に唄う。
- 7 音楽に向き合うかっこいい大人ラキング暫定1位、東京スカパラダイスオーケストラ
- 8 よさがぐいぐい来てる。すごい成長速度で雨のパレード
- 9 消える希望の歌い手、Aquatimez
- 10 脳みそをどろどろにするアレンジテクの嵐、Capsule
- 11 ROCK IN JAPAN、今年も最高によかった。
欅坂46、はじめて聴いたけど超かっこよかった。
ロッキンで見るまでは全然しらなかったので、なんか乃木坂とかAKBみたいなアイドルアイドルしたのが出てくるのかなーって思ったら全然違ってびっくりした。しびれた。
欅坂46、初めてライブで聞いたけど可愛さを捨て去ったダンスのガチ度がすごい。アイドルなのに大衆迎合しないプロ精神に圧倒された。かっこいい。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
ロッキングラスステージのトップバッター欅坂46、秋元康が「媚を最大化した」という意味で会いに行けるアイドルを成立させたあとに、自分でそれを「全く媚びない芸術としてのアイドル」でぶっ壊しに行くの、完全にルールメーカーの振る舞いで本当にすごい。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
欅坂46、可愛さとか真面目さとか、気遣いを垣間見せつつ、パフォーマンスに入った途端に狂気がすごい。このへんの非日常感やリアルを打開する感覚の違和感が心地よくて多くの人をひきつけるんだろうなと思う。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
エキセントリック
たぶんニコ動で活動してたwowokaP(いまはヒトリエ名義)あたりが同じニュアンスで世の中にぶっ刺さるんだろうなって思った。
やっぱり欅坂自体が全然世間に媚びないというスタイルを貫いているので、説得力がやばい。
ちゃんとアイドルっぽい曲もあって安心した。危なっかしい計画
この曲はサビの高揚感がたまらん。作曲は誰じゃ。褒めるぞ、いや褒めさせてくれ。最近気が付いたんだけど、こういう3文字アイドル系のサマーチューンは、四つ打ちなのにEDMみたいにゴツくなく、軽い感じで聞けるので、ジム活の際にBGMとしてとてもよかったりする。
欅坂さんたち、基本的には真顔でぶっ飛んだダンスパフォーマンスを淡々とやってるのに、こういう曲で急に女の子出してくるのズルい。ツンデレ商法や。さすがです秋元先生ェ。
YogeeNewWavesでチル度が高みへ行ったまま帰ってこない
なんかもうSuchmosとかNulbarichとかAwesome city clubらへんのゆるまったり系シティポップスはそれなりに市民権を得てきていると思うし、やっぱり夏は外でお酒飲みながらこういうのが聞きたくなっちゃうのがNEW30代Wavesなので聴いた。最高。
夏が夏いので。Baseballbearのセトリもすごかった。
夏だから、Baseball Bearは聞かなきゃダメだろうなと思ってたけど、聞かなきゃダメだった。聴いたのでよかった。言わずもがな、Baseballbearは夏の曲をたくさん持っていて、それらをすんごく出してきたので最高にビールが美味しかった。
夏過ぎ。PERFECT BLUE
自転車すぎ。ShortHair
この夏、風になりたいのはBOOMだけじゃない。BREEEEZE GIRL
最後にこの曲を持ってくるあたり、憎いし夏い。ドラマチック
MVは若気の至り。
続いてキレイ系のニュースタンダード、SHE’S
からのSHE'S。ライブでは初めて聴いたけど演奏とか音のバランスがすごくきれい。透き通ったギターとベースサウンドに鍵盤が重なって野外の涼しい風も相まって最高に気持ちが良い。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
すげえモテそうなバンドだけど、鍵盤楽器をがっつり使っててとてもいい。
ライブでは初めて聴いたんだけど、結構修正かけたり打ち込みだったりするんかなあと期待半分で見にいったところ、再現度すごかったし全然最高だったのですみませんでした。
透き通る声もそうだし、時折入れるピアノライクなアルペジオの存在感と綺麗さが本当にすごい、音のまとまりも非の打ち所なし。こりゃモテそうだと思いました。
モテる。(確信)歓びの陽
ていうか通して思ったんだけど、今回SOUND OF FORESTの音響なんかめっちゃよかったと思いました。
最高の音楽。最高の空気感、SPECIALOTHERS
スペアザは、今回のフェスで一番見たかったステージ。
結果はこちらです。
スペアザ、もちろん素晴らしいんだろうなと思ったけど、想像より65000倍最高です。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
完全に酒が回りました。
スペアザ、どちゃくそ楽器のセンス
あるオッサンたちが好き勝手やる、っていうアレなんですけど、それを分かってるオーディエンスと一緒に作る空気感が、なんというか、最高。— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
スペシャルなゲストにモンゴル800のキヨサクさんを呼んで空っぽを演奏。
そのほかの曲もすんごくお酒がうまい。
青春 of 青春、175Rと空に唄う。
もはや説明もほとんどいらない。
あー、#平成最後の夏 だなーとか、#平成ラストサマー だなーって感じで最高。
ハッピーなライフをいきて行きたい。
https://www.youtube.com/watch?v=yO0m6kehPX0
同年代では歌えない人はいないであろう名曲。本人たちと、周りの人と一緒に空に唄ったのはすごく良い思い出になった。
僕らが過ごしたあの日々は
何にも変わらずあの日のまま
明日へつながるこの道に
大きな足跡残してやれ。
って、今読むとだいぶグッとくるなと思いました。そういうお年頃。
ここでごはんタイムに入った。(たしか。)
音楽に向き合うかっこいい大人ラキング暫定1位、東京スカパラダイスオーケストラ
東京スカパラダイスオーケストラ。安定&圧巻のライブパフォーマンス。ゲストはNOBORDERでシシド・カフカのドラムセッションと、リメンバー・ミー。毎度思うけど、スカはズルい。ノらないわけがない。日陰でビール飲みつつ最高でした。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
毎年なんらかのフェスに行くたびに聴いてるし、そのたびに「ライブやらせたらほんとにこの人たちは超超すげえ&かっこいいな」と思っています。
定番、まずはここから。Pride of Lions
絶対聴いたことあるあの曲がヤバいアレンジで。ペドラーズ2014
個人的にはリハで軽く流されてたこれを聴けたのが一番うれしかった。銀河と迷路
よさがぐいぐい来てる。すごい成長速度で雨のパレード
曲のよさとぐっと伸びて突き刺さる歌声のよさでハイボールの消費量が大変なことになる雨のパレード。ここ最近ですごく人気を伸ばしてきていると思う。
雨のパレード。名曲TOKYOからラストはまだ名前すら決まっていない初公開の音源。少し各音の力が強すぎるかと思ったけど、そのトゲトゲした毛羽立ちをカバーするほど気持ちの良い音とリズム感、スッと入ってくるメロディライン。夕暮れに後ろの方でふわっと聴けて酒が美味い。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
言わずもがな代表曲、Tokyo
これも音がきれいですごくよかった。Shoes。
https://www.youtube.com/watch?v=7RRMR9wdYVo
消える希望の歌い手、Aquatimez
Aqua Timez。アラサーなら誰しもが青春に聴いたことのあるバンド。年内に解散が決定している。
等身大のラブソング、虹、ALONESと懐かしのメイン曲を連発。MCでの「3回しか出られなかったけど、僕たちのロッキンはここで終わりなんです。」が印象的だった。ひとつの時代が終わる。— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
正直、失礼を承知で告白すると、生で聴くまでは「いつまで中学生みたいなこと言ってんのw」と思ってたけど、これだけ本気で他人へ希望を伝え、不安を取り除こうとし、勇気を与えるために応援ソングをひとえに歌い続けてきた人たちもそういないな、と思って感動した。最後に気がつけて本当によかった。
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
MDに絶対入ってる、等身大のラブソング
なんかずっと耳に残ってるロックチューン、ALONES。
実は何度も励まされたりしていた。名曲、決意の朝に。
このバンド、聴けば聴くほどにやっぱり自分たちの歌を聴いている人に勇気とか希望とか安心感みたいなものを与え続ける歌い方をしていて、簡単なラブソングだとか処世術みたいなものに逃げない、本当に等身大で人を応援し続けてきたんだなあということに気が付いた。
正直、高校生になってからくらいは、「なんだこいつら中学生みたいなことを言いやがって」と思って、むしろ聴く機会をとらなかったのだけど、実際にライブで生の音声や演奏を聴いてみて「説得力がすげえ」と感動してしまった。
そんな彼らは、2018年内を持って活動に終止符を打つことになったらしい。
フェスでの、最後のステージを、見ることができて本当に良かったな、と思う。
脳みそをどろどろにするアレンジテクの嵐、Capsule
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ(ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ)プシュハーーー。アダダダダダダタプシュハーーーアあアアアアアアア"ア"ア"ア"アァ"ーーーーーーーー
— 高橋 流れ人 (@Tklt_05) August 4, 2018
いえーい(壊)
ROCK IN JAPAN、今年も最高によかった。
結論からいうととてもよかった。
もちろん、好きな曲や好きなアーティストを実際に見聞きできるというのもあるんだけど、最終的には「クリエイティブであることって、最高だ」という思いに尽きる。
どのアーティストも、やっぱり楽しんでいるし、それを囲むオーディエンスも最高に楽しそうだ。
楽しみながら、周りを楽しませて、素晴らしいものを残せるというのは、本当に本当に最高だなと思った。
語彙力がヤバめなのだけど、音楽に限らず、ステージに立つ側になりたいし、周りをもっと楽しませたい。別にいまなにができるでもなく、何かアーティスティックなことをやる予定もないのだけど、ステージの大小にかかわらず、楽しいことを提供したい。
そう思いながら毎年、帰路に就くことになる。
この時期の、この規模のフェスはやっぱり人も多いし、暑いし、それなりに体力や気力を持って行かれるしんどい環境なのだけど、ひとつ重要な人生のペースメーカーとして、もうしばらくお世話になるんだと思う。
残りの夏も、後悔のないよう楽しみつくしてこう。
なんつって。
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