【読書メモ】『岩田さん』は組織でモノ作りをするすべての人のためのバイブル

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どうもみなさんこんにちわ、自粛してますか??

元気があるけど旅行ができない、なので本を読みましょう。

ということでいろんなところから「どんな本を読んだらいい?」と聞かれることが増えておりまして、だいぶ前に読んだんですけどおすすめのを一冊紹介しつつ振り返れればなと。

購入用リンクはこちら。Kindle版も出てる。

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス)
Amazon.co.jp: 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス) eBook: ほぼ日刊イトイ新聞: Kindleストア
岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

で、『岩田さん』という本なのですが、誰やねんってなると思うんですけど、任天堂の元代表の岩田聡さんです。

元社長なんですけど、彼は創業者ではないんですよね。もともとはHAL研究所という企業からプログラミングの世界に入り、経営不振の地獄の底から見事企業を再建し、その手腕を買われて任天堂に合流する、という波乱万丈があるわけです。

そして、その日々において「名刺の上では任天堂経営者だが、頭の中では開発者であり、こころのなかではゲーマーである」というスタンスに我々はこの本を通して創造以上に多くのことを学ばせられるわけです。

「楽しい」を生み続ける魔法の集団に近づくために。

特に、チームでモノ作りや、プロジェクトを推進するすべてのひとにとって、バイブルになりうる。

チームを動かすこと、チームを動かせるリーダーシップというもの、そして良いサービスやプロダクトを生みだしていくことについて、非常に優しい描き口で語られています。
世界で最も人を楽しませている集団のひとつである、任天堂という会社のリーダーはどういう人だったのか、なぜ任天堂や岩田氏にそれが可能だったのか、というのがエピソードと一緒に記されてます。
内容は易しいので2−3時間で読めると思います。

以下、読んでみたメモを。

会社は、得意なことをする集団であろう。

最低限苦手なこともあるけど、それは組織を維持するためのこと。個人は得意なことを仕事にしよう。チームとは、持ち味の異なる普通の人が集まって、ひとりでは実行できないような巨大な課題や目標に挑むためにある。

今を築いてきたすべての善意と熱量を否定しない

世の中が変わるのだから、真面目にやっていても方向性を誤ることはある。それでも、今を築いてきたたくさんの善意と、誠実な熱意だけは否定しない。

「このままじゃダメだ」から、常識外れに見える。

わたしたちからしたら、現在の延長上に未来はない。と思って決断したんですが、ふつうのひとからしてみれば、ただの常識外れに思えるんです。

(ニンテンドーDS開発設計秘話)

携帯ゲーム機の画面を2つにするなんて、そもそも発想として常識的ではなかったが、DSが考案された時の社内には、そもそも「現在の延長上に未来はない」という強い危機感があった。それが、世界を仰天させた、全く新しい体験を生むことにつながった。

仕事における「才能」の正体。

才能とは、ご褒美を見つけられる能力のことを言う。リソースの投下や苦痛を通じてなしとげたことに意味づけや価値付をできる能力をいう。努力や試行錯誤というのは苦しくて当たり前だ。それをやり続けることができるのが天才と言われているが、つまりは「その向こうにあるご褒美」の想像力なのだと語られている。

選択肢が増えることの弱点にも目を向ける。

技術が進み、世の中がどんどん便利になったり、新しい仕組みが生まれ続ける一方で、可能性が増えたからこそ、「なにをすべきか」という判断は難しくなってきている。

足りないのではなく、「シンプル」であれ。

「シンプルにすること」における目的は、よいところをより際立たせることにある。よいところがわかりにくくなってしまうのであれば、それはシンプルなのではなく、要素が不足している。

選択肢に溺れずに、アイディアを生むことにフォーカスする。

アイディアとは【複数の問題を一気に解決する一つの案】である。そうでないものは、選択肢と呼ぶ。正しい選択肢を選ぶことばかりに溺れずに、素晴らしいアイディアを生み出すことに集中する。

サービスにおける圧倒的な自責の意識とユーザー意識

ゲームを作った人は、ゲームを買ってくれた人ひとりひとりに説明にはいけない。だからしかたないけど、すべてをモノに託す。お客さんにわからなかったらモノは全て自分が間違っている。


極めて丁寧な工程はマジックと見分けがつかない。

それこそいくつもの箱がいっぱいになるほど、モックアップや試作品や試作ソフトがあるんですけど、やっぱり全部無駄じゃなかったと思います。それらがものすごい速度で回っていって、ある運命的ないくつかの技術に出逢ったとき一気にいろんな問題が解けた。

(wii開発秘話より)

任天堂はソフトだけでなくハードの企画開発も行なっている。その背景には、信じられないほどのテストを改善がある。それがお茶の間やユーザーを虜にし続ける今日の”魔法”につながっている。

などなど、翌日から使えそうなプロダクト開発や企画、マネジメントのエッセンスがもりもりなわけです。

結論から言うと、買ったほうがいい。

まぁおすすめしてるんだからそうでしょ。というのはありつつ、実はこの本、出版元のほぼ日のサイトで途中までタダで読めちゃうんですよね、URLはこちら。

【無料公開】 - 岩田さん - ほぼ日刊イトイ新聞
任天堂の元社長、岩田聡さんのことばを集めた本、『岩田さん』の前半3章を無料で公開します。糸井重里が岩田聡さんについて書いた、『抱きしめられたい。』もあわせてどうぞ。

ただ、買ったほうがいいです。そっちのほうが断然おすすめ。

なぜかというと、理由は3点。

その1、結局全部読みたくなるので、買う。

その2、絶対に何度も読みたくなる。

その3、誰かに教えたり、貸したくなる。

そういうことです。

案の定、自分も貸しまくってるわけですが、自分で読む用に買い足そうかなと思ってるくらいです。そんくらい買ったほうがいい。

アフィリエイトの収益なんてどうでもいいんすよ。それ抜きでもおすすめできちゃう名著だとおもってます。

なんつって。

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