新年あけましておめでとうございます。めちゃめちゃ久々に管理画面を開いたところ、前回の記事はめちゃめちゃ熱量込めてスプラトゥーン3について書いてるやつだった。なんでやねん。

とりあえず、思いつくものから2022年に買ってよかった、やってよかった、行ってよかったものをまとめてみようと思う。毎年恒例ってほどでもないけど、実家にいるとこういうことしたくなるのよね。

Outlines

「買ってよかった」の部

日常生活、消費財系部門

Wood Wick ハースウィックL 「 シーサイドミモザ 」 キャンドル

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いきなり超嗜好品。パチパチと音を立てながら焚き火チックに燃えて、しかもいい匂いもするという「アラサー男子がすきなさいきょうのキャンドル」である。結構品薄状態が続いているらしいのだけど、全然ほしい。最高。

よもやまさか自分がアロマキャンドルに5000円払うおじさんになるなんて、思いもよらなかったよね・・・。

ほかにもおしゃれなお香とか買ってる、、、おじさんなのに部屋がいい匂いです。

https://gfandco-shop.com/products/1105090000229

こういうオイルウォーマーとかも凝り始めたよね。自分でもびっくりなのよ。

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とりあえず火がみたいんじゃあ〜という欲求が強い。

ウィルキンソンタンサン(250ml缶)箱&ラベルレスの水(箱)

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毎朝風呂上がりに飲んだり、ハイボールやレモンサワーなどにして飲んだり、なんだりかんだり。

炭酸水メーカーという選択肢もあるんだけど、なんかこのインダストリアルな缶がプロダクトとして好きなのよね。サイズ感も手頃だし、「プシュ→カコ」の缶を開けるサウンドが自分を癒してくれるんです、アル中ではないとおもいます、まだ・・・。

あとラベルレスの水も箱で買っている。1日2本くらい飲む。なんだかんだ味とか値段とかで選ぶといろはすにたどり着くのでコカコーラ社の商品設計力ほんとパねえなって感じ。ボトルもふにゃふにゃで捨てる時ばきーっと潰して小さくできるしラベルはがなくていいしよい。コカコーラさんすごい。

いつものマスク(黒)

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いつもの、っていうのは自分がいつものってわけではなくそういう商品名なのだけど、これ結構厚くて形も悪くないし、小さすぎて耳痛くもならないしで、結構いい。1枚当たりの値段もたぶん高くはないんじゃないかな・・・?最近のマスクの相場感あんまわかってないけど、自分は全然これでいいなって感じである。

ニューバランスMW880

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ワシは足がでかい(31cm)。なので多くの人が楽しむ履物を選ぶっていう幅が引くほど狭いんだけど、ニューバランスだけはだいたい30cm以上のサイズもあるし、履き心地も大失敗することがないので、結構長く贔屓にしている。そんな中で使いやすさや取り回しって意味ではもう足元はこれでいいかなってくらいしっくりきている。走るとかってなったら変わってくるけど、軽いジョグくらいならこなせるし、価格的にそんな高くないのでガンガンつかって吐き潰せるのもいい。

カップヌードルPROシリーズ

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ねえこれ革命だったくない??醤油味シーフード味もあるんだけど、カロリーは300kcal以下、糖質は半分程度(たしか20g台)になってて、食物繊維とタンパク質がドサもりである。こればっかり食べていくには塩分などが気になるけど、「はちゃめちゃに時間なくってヤバい!!」みたいな日にさくっと作って食べてそんなに罪悪感ないの偉い。

個人的には醤油味には納豆とか卵入れて納豆ラーメン風に、チリトマトには割いたサラダチキンとかチーズ追加してもよかった。箱買いしちまったけど定期購入するほどではないかなあ。常備食って感じで置いている。

山善のサーキュレーター

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部屋が広い(どや)なので、冷房とか暖房とかの周りをよくしてえな〜と思って購入。なるべく見た目がうるさくないやつで、風量がそれなり、そして音が静かなやつがいいな〜と思ってこれに着地。結果めっちゃよかった。ほかのやつと比較したわけではないけど、オールオッケーだったしいかんせんおもったより安くすんで大満足なのである。

コーヒー周り(スケール、ドーナツドリッパー、豆)

この辺はまとめてどーんといっちゃおう。まずはスケール。ついに導入した。ちゃんとコーヒー淹れるマンとしてがんばっています。

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ドリッパーは2021年に導入したドーナツドリッパーが続投。こいつほんとに良い。

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今年は豆もいろんなところのものを試させてもらった。後述すると思うけど、遠出が結構多かったので、行った先でお邪魔して購入したりなどが楽しかった。

とくに記憶に残っているのでいうと、高松のLima coffeeさんと、下北沢のBearpondEspressoさん。Lima coffeeさんは本店が神戸にあるってことだけど、高松の瓦町店にお邪魔した。雰囲気も良かったし電源あるしwifiあるし美味しいしで、住みてえ〜って感じ。

Lima coffee瓦町店の豆
エチオピアにした

Bearpondもずっと行きたいなーと思っていたのだけど、下北って意外と攻めるタイミングなく、ようやく行けたところ。ラテが美味しいのでエスプレッソ向けのチューニングになってたりするんかな?と思ったけど、マスターにハンドドリップでも美味しい飲み方ありますかって聞いたらとても丁寧に教えていただいて、そりゃみんなこんな店好きになるわ、と思って帰った記憶がある。

BEARPOND ESPRESSOの豆
かの有名なFlowerChild(ブレンド)

ちなみに抽出する際は味が出やすくなってるらしいので、ハンドドリップの際は気持ちさっぱり目に入れるとちゃんとフルーティーに仕上がってくれるよ、とのこと。

ガジェット系部門

CIOのすんごく小さいのにパワフルな充電器(NovaPort TRIO)

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供給が65WでUSB-Cが2発と、予備のUSB-Aが1発、そしてコンセントプラグが畳めて、さらにコンパクトで軽量・・・長年Ankerにお世話になってきていたけど、CIOが完全に優位なプロダクトを出してきたので、買ってしまいました最高です。作った人天才。これによりUSB-Aのハブとか持ち歩かなくて済むし、スマホやらタブレット、PC、ヘッドホン、何から何まで急速で充電できるし、外出用のガジェットポーチが体積半分、重さ3分の1くらいになってしまった。ほんとにこれでいいのか不安(いい意味で)になるくらい、長旅や街歩きの充電周りを改善してくれた。値はやや張るものの、めっちゃ買ってよかった!優勝!!大好き!!!

M2 Macbook Air(1TB、メモリ16GB)

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やっちった〜〜買っちった〜〜クソ最高〜〜。レビューとかはもう死ぬほどいっぱいいろんなところにあると思うので割愛するけど、以前は2016年の15インチのMBP(特盛)だった頃からすると、なにもかも爆速すぎて意味不明。長めの動画の書き出しとか3時間くらいかけてたのに、こいつだと7分とかで終わる。意味不明。

あと重量、何1.24kgって。前のMBP1.8kgとかだったんだけど、軽すぎるやろ。ディスプレイも小さいから机に広げてさっと触りやすいし、触ったら触ったで各体験がめっちゃ向上してるし処理めっちゃ早いし、最近動画とかよく編集してるけど1TBにストレージ増やしたから素材ごそっと取り込んで一旦持ち歩くか^^、みたいなのもできちゃうし、ヤバすぎ。新時代。

あとバッテリーね、こいついつ死ぬの?ってくらい無限にもつし、いざつないだらCIOの有能すぎチャージャーのせいであっという間にフル充電だし、すごすぎ。これが令和か・・・。

スプラトゥーン3(NINTENDOSwitch)

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最高。おれたちはもっと強くなる。いこうぜ、バンカラの向こうへ。

KeychronK8

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仕事で使っていたMajestouchちゃん(無刻印モデル)が仕事のしすぎでぶっこわれてしまい、買い替え先を探していた時に気になったので購入。いまのところおおむね問題なしで利用できているし、キーストローク音もスコスコとチャコチャコの間で結構よき。なんとなく押し具合をもうちょいだけマイルドにしたかったので、下にタオル地を敷いて打つことが最近は多いかな。よき。

フィッシャーバロメーターの温度計

https://amzn.to/3T1iqCf

Fischer-barometer 151 サーモメーター
Fischer-barometer 151 サーモメーター

実物を東京駅のKITTEで見て、デザインとプロダクトにベタ惚れしてしまい購入してしまった・・・土台もつけて約10,000円の温度計。マジで室温を測るだけの機能しかないんだけど、なんていうかこう、俺も大人になったよね(?)

無印良品のミニ卓上カレンダー

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このサイズ感のカレンダーである。ぶっちゃけカレンダーって普段仕事をしている環境においては「いちいち起動するのが地味にダルい」けど、日本の祝日とか曜日なんて見てみないとわからない。(特に1ヶ月後とか3ヶ月後とかのいつが何曜日とか覚えとらん)

ただ、カレンダーって無駄な情報が多くてバカでかくて机を占領しちゃうのがやなんだよなあ〜〜と思っていたところで無印の店舗で発見、即買いした。最低限の祝日についてもわかるようになっていて非常に買ってよかった。地味だけど、こういうので無駄な時間とかワークフローをどんどん潰していきたい。

コールマンの小型リュック「ウォーカー25」

https://amzn.to/3wl4wC2

もともとバックパック好きなのと、スタイルとして「ゴツいやつ一台」派ではあったんだけど、遠出が増えることで「現地用のミニバックあったほうがいいな」と思うようになり購入。もともとこれをAerのトラベルバックパックに潜ませるスタイルを狙っていたのだけど、こいつ自体が結構入ってくれるので、PC含めたガジェットや持ち歩きたい小物をこっちに詰めて、かさばる衣類などを大きめのバックに入れるようにしてみた。するとやれ新幹線だ現地のバスだ、宿に一旦荷物を置いてなんやかんや、などがすごく楽になった。この発見は結構大きいな〜と思いつつ、いま帰省などでも試してみている。

いってよかった&やってよかったの部

2022年はどちらかというと無形の体験とかインプットにお金や時間を使った気がする。仕事があまりに左脳よりのキャリアに寄せられてきていて、「はたしてそれでいいんだっけ?もともと自分は右脳も左脳も大事にしたいタイプだよなあ?」と思い、右脳寄りのインプットやイベントなども増やしてきているのである。特に芸術祭やアートイベント、企画展覧会などには結構足繁く通ってみた。その結果、なかなかに自分の心境や思想に影響を与えることもあったので、今後も続けていきたい所存。

行ってきた系部門

瀬戸内国際芸術祭&島めぐり

https://setouchi-artfest.jp/

最&高。住みたい以外の感情がふっとんだ。島々に在るものを使って型にハマらない表現をめぐることができ、またその島や地域の文化・食・空気に触れることができて、明らかに自分の中の引き出しが増やされたと感じた。

テーマも親しみやすいものが多く、いかんせん写真映えなども狙えるので、アート鑑賞をがっつりやってこなかった人たちの最初のイベントとしてもすごくしっくりきた。とにかく瀬戸内の空気感は最高すぎた。これから定期的にいくことになるだろうし、もう完全にセカンドハウスを探しながら二拠点生活を狙っている。やるぞ〜。

熱海アートグラント2022

https://atamiartgrant.com/

熱海のランドマークの一つ、「ニューアカオ」の中身を派手に展覧会会場にしてしまい、アーティストたちがいろんなことやっちゃった、というのが目玉イベントになっているアートグラント。実は企画としては10か年計画くらいで、アーティストの残した作品や面影を熱海にどんどん残していき、エリア自体を「おもしろく」しちゃおうぜってプランになっているらしい。こういう展示って(当たり前だけど)実はかなりちゃんと狙われている設計思想や期待効力があり、そういう背景などからみることができたとても印象深いアートウォークであった。

道後オンセナート2022

https://dogoonsenart.com/#1

愛媛県は道後温泉郷で行われたアートフェス。温泉地×アート×みかん×海鮮ってことで、とにかく飯がうまい中でいろいろ巡れたのがよかった。いかんせん東京からはかなり遠く、道後温泉自体にそんなにホイホイいけるものではないんだけど、松山の夜は楽しかったし、今度は温泉にも泊まってみたいっすなあという旅でした。作品たちのテイストは結構考えさせるものが多く、この土地の背景や歴史なども咀嚼しながら回るとより鑑賞が深まるかなあと思った。みかんジュース最高〜。

ほかにもいろんな展覧会に行ってきた。

旅と想像展(東京都庭園美術館)
Lee Ufan展(国立新美術館)
地球がまわる音を聴く(森美術館)

その他企画展、個展などなど。。。全部を載せようとするとガチで正月が終わってしまうので、これらはまたどこか別のところでまとめて振り返ったり感想戦をしたいなあ。

寝台特急サンライズ瀬戸

絶対にいいじゃんと思って乗ったけどその8600倍よかった。。。本当に感動してしまった。

乗り心地なども「ちゃんと寝られるかな〜」とかまったくの杞憂で、いい意味で一晩中外を眺めてしまい、全然寝られなかった。でも自分が夜中に移動している1分1秒ごとに、その地域やエリアに住んでいる人たちの暮らしがあって、自分はそれを全く知らないまま通過しているっていうのと、「日本って人と人の暮らしの連続なんだよなあ」っていう謎の感動がすごくて、寝るなんてもったいなくてできなかった。旅行のためのプレイリストも作っていたりして、それを聴きながら走ったのだけど、3曲目くらいから普通に泣きそうだった。毎年乗りたい。

座席はこういう狭めなほうがむしろテンション上がる。

いわゆるシングル部屋

プレイリストはこちら。「夜からの脱走」

共立リゾート(ドーミーイン)系列のビジネスホテルたち

https://www.hotespa.net/dormyinn/list/

旅先で宿を選ぶときは最近ほぼ思考停止でドーミーインを選ぶようになってきた。宿への滞在を楽しみたい、であればもちろん違うんだけど、観光の拠点としてはとにかくサウナがいい。何度でもいう、サウナ体験が最高なのである。本当に。ここ直近では高松、岡山、松山などに宿泊したのだけど、これら地方都市のドーミーインホテルズでは、都内で60分数千円払えそうなサウナ体験が、宿泊込みで1万円以下ででき、風呂はほぼ24時間、サウナも深夜帯を除けばほぼ終日、何度でも入れてしまうというバグりっぷり。(?)

ドーミーインはサウナの室温が結構ちゃんとしてるのと、水風呂がしっかり冷たい、そしてととのいスペースもちゃんとある(屋外で椅子つき)のがいい。水分補給もオロポの構成要素はもちろん、ありがたいことに飲料用の氷とカップまでついている始末。ここまで標準としてやりきってるの本当に素晴らしい。

特にエグかったのは、ドーミーイン岡山。ここはなんとサウナ室でデフォルト「セルフロウリュ可」なだけでなく、ととのいスペースには「ととのいミスト」なる謎の霧状スプリンクラーがあり、屋外の風を浴びながらミストで昇天することができる。自分の来世が相当よくなくなるんじゃないかという幸福具合だ。露天エリアから見える岡山市街地の夜景も最高だし、この空間に行くために旅行行きたくすらなる。

https://www.hotespa.net/hotels/okayama/spa/

最近は結構遠出して複数日を連泊する中旅行的なものが多いんだけど、値段、部屋や寝具のクオリティはそこそこにしつつ、最高すぎるサウナ体験が朝晩セットとなったらもう全部ドーミーでいいや、ってなってきている。ドーミーイン岡山、最高。

コンテンツ系部門

リコリスリコイル(アニメ)

https://lycoris-recoil.com/

今年の覇権アニメじゃないん?とか言われてたのと、アニメーション版が完全オリジナルなのと、たびたびSNSでもトレンド入りしてるので後追いでみてみたんだけど、よかった。なんかもう東東京の街並みも懐かしいし、「才能を持った者の苦悩」とか、「善悪が二項対立ではなく多重に組み合わさってる」みたいな構造もあり、さらに考察で語られていた「各話ごとのメタ的な役割が鏡写みたいになってる」みたいなところ、ガチですげえ〜〜となりました。あっという間に見終わってしまった。2期お願いします&ありがとうございます。

「え〜〜萌えな女の子が拳銃でバンバンやるやつ?う〜ん」って思う方がいたら一旦3話くらいまで見てみてほしい。最初の山場というか、イベントがそこにある。そのまま、何話はどういう話だったか、というのを憶えながら徐々に見進めていくと急に全体像が見えてきて、そしてそれが一回裏切られます。(ギリネタバレではない)

ぼっち ざ ろっく!!(アニメ)

https://bocchi.rocks/

またまたアニメ。これも結構ダークホースだったとか聞く。存在は知ってたけど食指は動いてなかったのだけど、芸術系の方面からレコメンドを受け、「けいおんと何がちがうね〜〜ん」と思ってみたんだけど、結論全然別物でした。

感想はここ。

残りはツリー部分になるので以下に抜粋。

アジカンのトレースや、下北、江ノ島、茶水に八景など実在の都市やお店を出してくるところもけいおんに比べると今ぽい風味を感じた。見る前は日常系かな〜と思いきや、思ったよりバンドマンしてたし、1期のストーリーはありがちだったけど細かいところが地味にリアルで刺さった。

あとはやっぱり作中の楽曲の話は避けられんね。放課後ティータイムの曲も好きだったけど、結束バンドのはより実用的というか、キャラソンの域を完全に逸脱してて「もうマジのそれじゃん」てかんじ。特に作曲のレベルは高校生ではないし、演奏もそう。リズム隊が先輩とはいえ、そういうレベルでなかった

実態の音楽シーンとか、既存の曲やジャンル、バンドとの比較はこちらの記事が非常に素晴らしくまとまっていて、頭もげるくらい頷きながら読んだ。このアニメマジでアラサーちょい上の音楽好き(自分で曲掘りに行くタイプ)のどハマリしてたテイストをスナイプしててすごい。https://note.com/uramusume/n/nb032b5aa6227

ちょっと穿った見方をすると、ぼっちはギター演奏と作り手としての職人気質以外が無能の類だけど、得意分野の秀で方で全て許されたり周りに人が集まってくれてる。こういう得意分野を持たない限りはやっぱりぼっちみたいな人は厳しいから、「好きなことでもいいから突き詰めておこうぜ」はある気がする

そもそもスタート時点で「ネットでの弾いてみた動画で登録者数3万人いる女子高生の話」ではあるし、「暇さえあればギターを撫でてる(練習してる)」子でもある。ギターというテーマと押入れという作業場、動画投稿というアトリエを早々に手に入れられたのはすごくいいことなんだろうなあと思う。

その対比としては喜多ちゃんなのだろうなあ。ぼっちが持っていない全てを持っているけど、彼女はぼっちの持つアーティストとしてのアセットが何もなかった。持ち前のポジティブさでしっかり頑張れるのが素晴らしいとこだけど、学園祭での一言にもある通り、彼女自体はカリスマにはなれない。

そういう「自分の存在意義」との向かい合い、また作詞における「個性か売れ筋か」、パフォーマンスの「これでいいのかな承認問題」などなど、表現者としての苦悩がひと通り入っていて、色んな形で答えや意見がぶつかり合う葛藤とブレイクスルーが見られるのも良かった。

ものづくりや表現をやっていると出てくる「これでいいのかな」「合ってるかな」という正体不明の不安やプレッシャー、「うんうんわかるよ」と思いつつエイヤ〜と前進していく結束バンドを見ながら背筋が伸びるであります。

ニートと居候とたかさき(YouTube)

シェアハウス系youtuberなのだけど、なんかだらだら見ちゃう。家主のたかさきくんは映像クリエイターの元芸人、その元相方の南くんは現役で芸人続投中だけど金がない。たかさきの幼馴染でニートの野尻くんはずっとゲームしながら時々料理する。あとモデルみたいな彼女(しもちゃん)がいるけど、この子も地味に感性ぶっ飛んでいてヤバい。そんな様子を密着者としての木島くんがカメラに収めて毎日投稿してる。なにか特別面白い企画などもなければ、最近のYoutuberがやるような大型のタイアップなどもなく、とにかくシェアハウスであったちょっとおもろいやりとりが淡々と記録されているだけ。

ただ蓋を開けてみればこの企画フォーマットがめちゃめちゃ上手くハマってるんだろなというところもちらほらあり、「笑いのプロ」たる人たちにシュールな人間ドラマやらせるとこんな感じなのね、とついつい見ちゃう。嵐のニノもハマってるんだって。

謎のYoutuber「そばうどん」(Youtube)

マジで何を言ってるのかわからねえと思うが聞いてくれ。このチャンネルは「うどん・そば」時々「中華」のお店の厨房を密着しているだけのチャンネルだ。そうなんだけど、なんか見ちゃう。

なんかこう手際の良い職人技が気持ちいいんだよな、自炊とかする人だともしかしたら共感してくれる人もいるかもしれない。別に食べログの点数がめちゃめちゃに高い超有名店とかではないんだけど、地元や一定のファン層がいるところには何かしら理由があるよなっていうのと、やっぱり誠心誠意仕事に対して真面目に向かい合ってる人ってかっけえわ、という謎のカタルシスがある。

本当に謎なのは、このチャンネル、東京、東北、大阪奈良、岡山広島、福岡など日本中に似たようなものがあり、それらが毎日以上のペースで動画更新されていること。

組織・・・・?なのか?なぜ?誰?

特務機関NERV: 最強の災害情報インフラをつくったホワイトハッカーの10年(書籍)

通称NERV本、これまで存在はしっていたし、その影響力ややっていることも知っていたからこそ、中身が気になっていたのだけど、ついにここで明らかになるのか、、、という一冊。

内容は「インターネットを使ってサービスを提供している人たちは全員読んでみてほしい」という激アツ&インターネットパワー全開な物語。多くを語るまでもなくおすすめ。

運動脳(書籍)

結論から言うと、

  • 「俺たちの脳みそはまだ狩猟してた頃と一緒なんよ」
  • 「週3-4回45分くらい走れよ」
  • 「そしたら脳みそが強化されるから」

ということを、人体の仕組みや過去の統計的なエビデンスや実証実験から語ってくれる本。まぁ運動が脳に良い(というより、「運動不足が脳やメンタルに悪い」)というのは、リモートワークが始まった頃から薄々気が付いてはいたんだけど、いよいよ科学的なエビデンスも持ち出され、あとは自分がやるかやらないか、に追い詰められるための本っすね。はい、やります。。。

フランス人は10着しか服を持たない(書籍)

え?ファッションの話?ヨーロッパっておしゃれですよね?みたいな?と思ったら全然違った。

目次などをみてもらえればわかるんだけど、服の話はむしろプロットのひとつでしかなくて、要は「より少なくより良く」「シックに暮らすには」といったライフハックや生活スタイルの「整え本」であった。とりあえず仕事を頑張りまくりつつ、インプットやアウトプットに勤しみつつ、UberEatsで飯を食い、週末は高い店でハイカロリーな道楽をする、といった暮らしは色んな意味でサステナブルではないなーとか、もうそろそろそういうのじゃない幸せや充足を染み付かせていきたいなと思い読了。

なんていうか、読み進めていくたびに「そっすよね。。。すみません。。。」ってなる本。年始だし一度背筋を伸ばすために読んでみてもいいのかもしれない。(自戒)

消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神 (書籍)

ミニマリズム関連でいうとこっちも面白かった。これはいわゆるプロ倫(プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神)のパロディ(オマージュ?)的な題名で目についた。現在のミニマリズムというトレンドを商業的な方面とか精神的なところから読み解いていくというあんまり他になかった観点で展開していく。結構網羅的に知ることができるので、最近(といってもここ10年くらい)よく見る「ていねいな暮らし」「ミニマリスト」「こんまり(Kon-mari)」あたりのキーワードが気になる人は読んでみても面白いかもしれない。

Undercover Billionaire(ディスカバリーチャンネル・Youtube)

https://www.discovery.com/shows/undercover-billionaire

これが超面白くて一気見している。起業して成功したアメリカのビリオネアが、「アメリカンドリームの存在」を自身で証明するために、名前や身分を隠して知らない街に赴き、自分で事業をゼロから興して元手100米ドルを90日間で100万米ドルにするというドキュメンタリー。

1stシーズンの主人公は生活費を稼ぐことに1週間使ったかと思えば、その数日後には事業の元になる開業資金集めを達成するなど、「事業家という総合格闘家」の凄みを存分に味わえる。その一方でビジネスは人と人とのつながりや地域やミッションに対する愛情や情熱が原動力である、という根本を展開されたり、特にビジネス好きにはおすすめすぎるコンテンツとなっている。これが無料で見れちゃうのってすごい。

Youtubeで日本語吹き替えもあるのでぜひ見てみてくださいな。

おしまい

というわけでまとめてみたんだけど、まだまだ追記したいこともあるし、特に書籍系はなんも追加してないけど、明らかに読んでよかったものとかいっぱいあるので、気が向いたらまた足しておきますねん。

もし気になった方がいたら、Twitterなどもフォローしてみてあそばせ。

2023年もいい年にするぞー

なんつって